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手仕舞い

読み方 てじまい
同義語 決済、閉じる、スクエア
対義語 新規注文、新規建て

手仕舞いとは、保有しているポジションを決済することを表します。店仕舞いという言葉が閉店を意味するように、手仕舞いはトレードを終わらせることです。

手仕舞いをする際には、既に持っているポジションと反対の売買を行います。例えば、米ドル円の買いポジションを手仕舞いする場合、米ドル円を売り戻します。その逆に、米ドル円の売りポジションを手仕舞いする場合は、米ドル円を買い戻します。手仕舞いという言葉は、日々の取引における「利益確定」または「損切り」で使われるのはもちろん、重要イベントや経済指標発表の前、あるいは大型連休や相場の閑散期に備えてポジションを解消する際にも、同じように用いられます。その場合は、「ポジションをスクエアにする」「ポジションをニュートラルにする」という言い方をすることもあります。

point 乱高下が予想される場合はポジションを手仕舞いしよう

FXでは、大統領選や政策金利発表などの重要なイベントの際には相場が大きく動きます。このようなときにポジションを保有したままでは、値動きの乱高下に巻き込まれてしまう可能性があります。それを防ぐために、大きな値動きが予想されるイベントの前に手仕舞いをする投資家は多いです。また、大型連休や閑散期は、取引量が減少するため、資金力のある機関投資家が一方方向に大量の注文を入れるなど、何らかのきっかけでレートが平時よりも大きく動くリスクがあるため、連休や閑散期前にも手仕舞いする投資家も多いです。


Date

作成日

2020.12.24

Update

最終更新

2023.03.03

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

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斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

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山田 大護

1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。

【紹介ページ】
http://www.kplaw.jp/lawyers/yamada/

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