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ブレイクアウト

読み方 ぶれいくあうと

ブレイクアウトとは、直近の高値安値レジスタンスライン(上値抵抗線)やサポートライン(下値支持線)などを突破したことを契機として、その方向への値動きが一気に加速することです。相場に明確な流れが生まれるサインとして広く知られています。

ブレイクアウト

多くの相場参加者に意識されれる価格水準には、新規注文に加えて、売り買い双方のポジションの利益確定や損切りの注文などが重なります。これらの注文が相場を一方向に動かす推進力となり、大きなトレンドが生まれます。ブレイクアウトまでの期間が長いほど、相場参加者の思惑や注文が溜まるため、大きく動きやすいとされています。

ブレイクアウト

ブレイクアウト後の一方向への値動きを狙ったトレード手法をブレイクアウト手法と呼びます。上値を押さえているラインを上方ブレイクしたところで買いポジションを、下値を支えるラインを割り込んだところで売りポジションを建てるのが一般的です。ブレイクアウト手法はエントリーポイントが明確で、なおかつトレンドの初動を捉えることができるため大きな値幅を狙えるのがメリットです。

point ダマシも多く一筋縄ではいかない

ブレイクアウトしたからといって、安易にエントリーすると失敗してしまう可能性があります。ブレイク方向に進むと思いきや、反転して逆方向に大きく動く、いわゆるダマシとなることも多いからです。このダマシを極力回避するには、ブレイクアウトしてもすぐにエントリーせず、レートが反転しブレイクした水準まで戻ったところ(リターンムーブ)でエントリーするのが効果的です。


Date

作成日

2021.05.11

Update

最終更新

2022.04.20

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

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斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

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山田 大護

1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。

【紹介ページ】
http://www.kplaw.jp/lawyers/yamada/

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