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投機的

読み方 とうきてき

投機的とは、成功するか失敗するかが不確実なことに対して機会を捉えて利益を得ようとすることで、金融用語では短期的に利益を得ようとする行為を指します。それとは反対に、長期的に利益を得ようとする行為を「投資」と呼ぶこともあります。しばしば、投機は短期売買、投資は長期投資と対比されます。しかし、それらの用語に明確な定義はありません。

投機的という言葉が用いられる場合、「短期的に大きな利益を狙う、リスクのある方法」のように否定的な表現をされることも少なくありません。その場合は、ギャンブル的、山師的という言葉に近いニュアンスを帯びます。

point 投機的格付けとは?

格付け会社が行う格付けのうち、信用リスクが高いものを「投機的格付け」と呼びます。S&P、フィッチなどの場合はBB格以下で、ムーディーズではBa格以下がこの「投機的格付け」に当たります。「投資不適格」と呼ぶ場合もあり、投資適格に比べて債務が不履行になる可能性が高いことを意味します。そのリスクの代わりに、利回りが高く設定されていることが多いです。


Date

作成日

2021.07.16

Update

最終更新

2022.04.20

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

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斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

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山田 大護

1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。

【紹介ページ】
http://www.kplaw.jp/lawyers/yamada/

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