作成日
：2021.02.17
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ゼロカット
ゼロカット
読み方
ぜろかっと
ゼロカットとは、口座残高を上回る損失が発生した場合に、FX会社が口座残高を上回る損失額部分を補填するサービスです。ゼロカットが適用されるFX会社では、顧客の口座残高がゼロ未満になることはありません。
その一方、ゼロカットのサービスを提供していないFX会社で口座残高以上に損失を計上した場合には、ユーザーは残高がゼロ以上になるように追加入金しなければなりません。日本では顧客に対する損失補填が禁止されており、ゼロカットは海外FX会社でのみ提供されます。
なお、ロスカットは証拠金維持率がロスカット水準（ロスカットが実行される証拠金維持率の水準）に達した時点で執行されます。ロスカット水準の為替レートで決済されるならば、口座残高を上回る損失が発生することはありません。しかし、為替レートがロスカット水準に達してから実際にロスカットされるまでの短時間に為替レートが大きく動く場合、ゼロカットのサービスがないFX会社では口座残高以上に損することがあります。
ロスカット水準が低いと口座残高以上に損しやすい
最終更新
：2024.11.20
2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
監修者情報
山田 大護 | Daigo Yamada
弁護士：専門分野（企業法務・金融法務）
1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。
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