作成日
:2020.12.29
ハイレバレッジとは、レバレッジを高くして取引すること、またはそれを可能にするサービスを指します。ハイレバレッジの具体的な基準は存在しないものの、おおむね数十倍以上に達するとハイレバレッジとよばれます。
レバレッジとは、「自己資金の何倍の取引が可能か」を示す数値です。たとえば、1ドル=100円のときに1万通貨(1万ドル)を取引する場合、レバレッジを使わなければ100万円(100円 × 1万ドル)が必要です。しかし、レバレッジを25倍にして取引すると、必要証拠金は4万円(100万円 ÷ 25)に圧縮されます。
なお、日本国内のFX会社では、個人投資家が利用可能な最大レバレッジは25倍に制限されています。
一部の投資家が一攫千金を狙ってハイレバレッジ取引をした結果、大きな損失を出す事例が出ています。このため、ハイレバレッジには危険というイメージがあるかもしれません。しかし、ハイレバレッジそのものが危険なのではなく、レバレッジを適切に使いこなせないトレーダーの行動が危険なのです。自己資金に対する適切なポジション量について、投資家自身で考える必要があります。
作成日
:2020.12.29
最終更新
:2024.11.21
2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
山田 大護 | Daigo Yamada
弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)
1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。
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