作成日
:2020.10.29
グランビルの法則とは、移動平均線と価格がどの程度乖離しているかを見て、価格推移を予測できるとした理論です。買いと売り、合計で8種類のパターンで構成されます。
移動平均線の開発者であるジョゼフ・E・グランビル氏(1923-2013)によって考案されました。グランビル氏は自身が開発した移動平均線において、200日(期間200)の日足移動平均線をもっとも重視しており、グランビルの8つの法則も、200日移動平均線を用いるのが基本となります。
番号 |
項目名 |
説明 |
---|---|---|
1 |
買いサイン |
移動平均線が上向きになってきた局面で、価格が移動平均線を下から上にブレイクする |
2 |
買いサイン |
移動平均線が上向きになっている状態で、価格も上昇して移動平均線より上にある状態から、再度移動平均線を下回る |
3 |
買いサイン |
移動平均線が上向きになっている状態で、価格が下降してから移動平均線の手前で跳ね返って上昇する |
4 |
買いサイン |
価格が移動平均線より大きく下方向に離れる |
5 |
売りサイン |
移動平均線が下向きになってきた局面で、価格が移動平均線を上から下にブレイクする |
6 |
売りサイン |
移動平均線が下向きになっている状態で、価格も下降して移動平均線より下にある状態から、再度移動平均線を上回る |
7 |
売りサイン |
移動平均線が下向きになっている状態で、価格が上昇してから移動平均線の手前で跳ね返って下降する |
8 |
売りサイン |
価格が移動平均線より大きく上方向に離れる |
作成日
:2020.10.29
最終更新
:2024.11.14
2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
山田 大護 | Daigo Yamada
弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)
1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。
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