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ドルストレート

読み方 どるすとれーと
同義語 ストレート通貨
対義語 クロス通貨ペア、合成通貨ペア

ドルストレートとは、ドル円やユーロドルなど米ドルを含む通貨ペアを指します。インターバンク市場において、米ドルと直接取引されることがその名の由来です。これに対し、ユーロ円やポンド円など、米ドルと直接取引されない通貨ペアをクロス通貨ペア(合成通貨ペア)とよびます。

ドルストレート

為替相場では米ドルを中心に取引が行われており、ドルストレートが圧倒的な取引シェアを占めます。国際決済銀行(BIS)が2022年に発表した報告書によると、ドルストレートの中で最も取引が多いのはユーロドル、2番目がドル円、3番目がポンドドルです。通貨別でもドルの取引シェアが最も大きく、およそ44%を占めます。

point クロス通貨ペアの分析方法

クロス通貨ペアをドルストレートに分解することで、クロス通貨ペアの分析が可能です。例えば、ユーロ円はユーロドルとドル円の2つに分解できます。ユーロ円が円安になる場合、その要因がユーロにあるのか円にあるのかについて、ユーロドルとドル円のチャートを見ることで判断できます。


Date

作成日

2021.03.31

Update

最終更新

2024.11.14

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

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斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

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山田 大護

1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。

【紹介ページ】
http://www.kplaw.jp/lawyers/yamada/

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