作成日
:2021.04.29
ボクシングデーとは、世界各国で採用されているキリスト教に由来した祝日のことで、クリスマス翌日の12月26日のことです(26日が休日の場合には次の平日になります)。日本ではなじみがありませんが、英国・ドイツ・フランス・スイス・オーストラリア・ニュージーランド・カナダ・南アフリカ共和国・香港などで制定されています。
ボクシングデーは祝日なので、主要な海外市場は休場となります。年末は様子見ムードが強まる時期であることも手伝って、ボクシングデーの相場は薄商いとなり、方向感に乏しい値動きとなることが多いです。
年末年始など市場の流動性が極端に低下するときに気をつけたいのが、前触れもなく突然相場が大きく動く「フラッシュクラッシュ」です。ボクシングデーのように取引量が少なく流動性が低い相場では、大口の注文が入ると価格が一瞬にして大きく変動することがあります。
ボクシングデーを英語で表記すると「Boxing Day」となり、スポーツのボクシングが連想されますが、それとは全く関係がありません。名称の由来は諸説あり、「教会が貧しい人たちのために寄付を募って用意したクリスマスプレゼントの箱(Box)を開ける日だったから」という説や、「貴族や屋敷に仕える使用人が、クリスマスの日に従事する見返りとして翌26日に家族と過ごすことを許され、そのときに主人からお金や贈り物が入った箱(Box)をもらったから」という説もあります。
作成日
:2021.04.29
最終更新
:2024.11.15
2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
山田 大護 | Daigo Yamada
弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)
1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。
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