作成日
:2021.04.30
iDeCoとは、「個人型確定拠出年金」の愛称です。「individual-type Defined Contribution pension plan」という英語表記から作られた造語です。個人が資金を拠出し、運用することで自前の年金を作ることを支援する制度で、税金面で一般の証券口座と比べて多くの有利な点があります。
iDeCoでは、加入者が自分で決めた定額の掛金を拠出し(銀行引き落とし・給与天引き)、定期預金・保険・投資信託といった金融商品で自ら運用していきます。掛金には加入資格に沿った上限がありますが、月々5,000円から始めることができ、1,000円単位で自由に設定することが可能です。60歳以降に年金または一時金で受け取ることとなり、それまでは原則として資産を引き出すことはできません。20歳以上60歳未満の人が加入できます。勤務先で「企業型確定拠出年金」に加入している場合でも、iDeCoに同時加入できる場合があります。
iDeCoには三つの節税メリットがあります。
iDeCoで拠出した掛金および運用の利益は、受け取る前に当人が亡くなっても遺族が受け取ることができます。
iDeCo口座の開設は窓口となる金融機関に申し込みます。主に銀行・生損保・証券会社がサービスを行っていますが、開設する先によって用意されている運用商品は全く異なります。iDeCoは長ければ40年に達する長期運用の枠組みです。運用益を得るために利用する投資信託は、一般的にコスト(信託報酬)が低い商品の方が運用成績も優れている傾向があります。運用方針を決め、それが実行できる低コストの運用商品が用意されているか、事前にウェブサイトなどで確認することが必要です。
作成日
:2021.04.30
最終更新
:2024.11.15
2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
山田 大護 | Daigo Yamada
弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)
1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。
ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。
お問い合わせ先 [email protected]
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。
Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー