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デモトレード

読み方 でもとれーど
対義語 リアルトレード

デモトレードとは、実際の資金を使うことなく仮想的な資金を使ってFX取引を疑似体験することです。主に、デモトレードを提供するFX会社の取引環境や取引ツールの使い方を確かめたり、自分の取引手法を検証したりする目的で利用されます。

多くのFX会社が自社サービスの「お試し」という位置づけでデモトレードを提供しており、一定期間にわたって無料で仮想資金によるトレードを体験できるのが一般的です。本物の口座と同じプラットフォーム・画面でトレードの体験ができるようになっているため、自分が利用するのにあたって使い勝手が良いFX会社を選ぶ際に役立ちます。

また、口座の使い勝手などの段階の前に、為替市場とはどのように動くのか、ポジションを持つとはどういうことなのか、といった初歩的な事柄をノーリスクで体験できるという点は、初心者にとって非常に有意義です。

また、デモトレードの環境を利用して、売買戦略やシステムトレード、エキスパートアドバイザ(EA)などが通用するかどうかの検証を行うこともできます。リアルマネーで検証をするにはお金が減ってしまうリスクを伴いますが、デモトレードであればそのリスクがないので、大胆な条件での検証も可能になります。

point 本番環境と成績が異なる場合も

デモトレードでは、スプレッドは本番口座と同じ条件で提供される場合が多いですが、スリッページは発生しません。そのため、売買戦略によっては、スリッページの影響でデモトレードと本番環境で成績に違いが出てしまう場合もあります。


Date

作成日

2021.08.03

Update

最終更新

2024.11.15

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

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斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

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山田 大護

1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。

【紹介ページ】
http://www.kplaw.jp/lawyers/yamada/

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