Zoomex(ズーメックス)は、ケイマン諸島を本拠地とする仮想通貨取引所です。シンガポールにオフィスを構え、デリバティブ取引に特化したサービス展開を行っています。
2021年設立の新興取引所ながら、Zoomexの取引条件は総合的に優れています。主要なデリバティブ取引(USDT無期限契約)では200以上の銘柄を扱っており、最大レバレッジは150倍です。取引手数料も大手海外取引所に引けを取らない水準です。
その他の特徴としては、ボーナス配布に積極的である点や、本人確認(KYC)が必須ではない点が挙げられます。また、日本語対応と年中無休のサポート体制のおかげで、日本人ユーザーにとっても使いやすい取引所となっています。
Zoomexの基本情報
(*1) 年中無休です。
(*1) 現物価格からの乖離を防ぐためのコスト(資金調達料)の徴収または付与のタイミングです。
(*2) 維持証拠金の金額は一定ではありませんが、保有ポジションの価値の0.5%分などです。なお、ロスカットが起こると、維持証拠金分の金額はトレーダーの手元には残らず、「保険基金」に充当されます。
(*3) ワンウェイモード選択時は両建てできません。ヘッジモードを選択すれば両建てできます。
(*4) 「保険基金」の残高や「自動デレバレッジ」という仕組みによってマイナス分が補填されます。
(*1) USDT無期限契約をする際の取引条件です。
(*2) インバース契約では、BTC・ETH・XRP・EOSのいずれかを証拠金として預けます。
(*3) 「リスク限度」により、保有できるポジション価格の上限が、銘柄ごとに決まっています。また、未決済建玉制限もあります。プラットフォーム全体の未決済ポジションの中で、一定の割合(BTCUSDTは基本10%)までしかポジションを保有できません。
(*4) 通常ユーザーに適用される手数料です。
(*5) 複数アカウントの保有は、取引戦略を実行する目的でのみ許可されます。ボーナス獲得の目的で複数アカウントを保有した場合、違反となります。
Zoomexのメリット
Zoomex(ズーメックス)には、6つのメリットがあります。
Point 01
日本人でも使いやすい
Zoomexは海外の仮想通貨取引所ですが、そのサービスは日本語で利用できます。Webのプラットフォームもスマートフォンアプリも日本語に対応しています。
また、サポートも日本語で利用できます。メールからの問い合わせであれば、24時間365日いつでも可能です。ライブチャットでの日本語サポートについては、利用できる時間が午前9時〜翌日午前2時までであり、メールでのサポートと比べると限定されています。しかし年中無休で利用でき、即座に対応をしてもらえるので、ちょっとした疑問を解決するのに便利でしょう。
Zoomexは日本語のSNSアカウントを運用しており、日本居住者向けのキャンペーンも行っています。今後、さらに日本人にとって使いやすい取引所になっていくことも期待できるでしょう。
Point 02
豪華なボーナスの提供がある
Zoomexはボーナス配布に積極的で、100%初回入金ボーナス等の豪華なボーナスも提供しています。
100%入金ボーナスとは、入金額と同じ分だけ付与されるボーナスのことです。これを利用すると、入金額の2倍の証拠金で取引ができるので、大きな利益を狙いやすくなります。また、Zoomexのボーナスには基本的に、自己資金よりも先に損失補填に充てられるという性質があります。そのため、ボーナスの範囲内であれば、ノーリスクで取引をすることが可能です。
注意点として、100%入金ボーナスには200ドルなどの上限が設定されています。また、ボーナスには、受領後14日という有効期限があります。ボーナスはこれらに気を付けながら活用しましょう。
トレードのリスクはボーナスのほか、「保険基金」によっても軽減されます。保険基金とは、ユーザーの口座残高がマイナスになったときに、そのマイナス残高を補填するために使われる資金プールです。この保険基金などにより、Zoomexでは入金額以上の損失が出ないようになっています。
Point 03
本人確認なしで利用できる
Zoomexでは本人確認が必須ではなく、メールアドレスや電話番号による登録さえ行えば、入金・トレード・出金ができます。基本的に、大手海外取引所では本人確認が義務化されているので、この点はZoomexの大きな強みです。
本人確認が必須である場合、運転免許証やマイナンバーカードなどを提出しなければいけません。操作自体は5分程度で完了しますが、手元に提出書類がない場合、その用意が必要となり、面倒に感じられることもあるでしょう。また、過度な心配は不要かもしれませんが、書類を提出することで情報が漏れてしまうリスクが高まってしまいます。
Zoomexでは本人確認が必須ではないため、上記のようなことに悩まされません。
海外の仮想通貨取引所で本人確認が不要であることは、従来、特に珍しくはありませんでした。しかし、2023年には、大手取引所のBybit(バイビット)やBitget(ビットゲット)が本人確認の義務化を発表しており、業界内での本人確認の扱われ方が変わってきていると考えられます。
このような流れを受け、今後、Zoomexが本人確認を必須とする可能性もあるでしょう。
Point 04
キャンペーンが頻繁に行われる
Zoomexは頻繁にキャンペーンを開催しています。以下のようなキャンペーンは日常的に開催されており、参加のチャンスが多くなっています。
キャンペーンの多くは、条件を満たすことでボーナスを獲得できるという内容で、既存ユーザーも対象となっています。参加申請が必要なものが多いですが、申請さえ行えば、あとは取引をするだけでボーナスがもらえる可能性があります。したがって、普段から仮想通貨取引をする人にとっては活用しやすいキャンペーンだといえます。
最新のキャンペーン情報は、Twitter(ツイッター)やTelegram(テレグラム)上で、日本語で発信されています。これらのSNSで情報収集をしながら、キャンペーンを上手く活用していきましょう。
Point 05
取引できる仮想通貨が多い
Zoomexでは、主要なデリバティブ取引(USDT無期限契約)にて、200以上の仮想通貨銘柄を取引できます。他の取引所やFXブローカーでは取り扱いのない銘柄であっても、Zoomexではトレード対象にできる可能性があるため、利益を得るチャンスが多くなっています。
マイナー銘柄を取引する際は、流動性の低さが問題になることがあります。すなわち、取引相手が見つからず、希望する価格で売買できないというリスクが伴います。Zoomexはこの問題に取り組むため、大手取引所のBybitと流動性を共有しています。このおかげで、ある程度は安心して取引できるでしょう。
マイナー銘柄の取引に興味がある人は、Zoomexとの相性が良いといえます。
無期限契約(パーペチュアル契約)は、FXとよく似た取引サービスです。先物取引を応用した内容となっています。
そもそも先物取引とは、月末などの一定期日に、一定の「売り」または「買い」を行う約束をし、さらに、その約束の価格を現時点で決めて売買できる取引です。期日があるので、差益目的なら期日までに取引を済ませる必要があります。一方、期日がなく、期限を気にせずに売買できるのが無期限契約です。
Point 06
独自サービスが提供されている
Zoomexは、他の取引所では見られないような珍しいサービスも提供しています。このような独自のサービスを利用できる点も、Zoomexを使うメリットです。
珍しいサービスの例として、「ゲームセンター」を挙げることができます。ゲームセンターでは複数のミニゲームで遊べます。例えば、チケットを購入し、仮想通貨を増やすことを狙うゲームや、入金や取引によって得たチケットを消費し、ユニークな抽選に参加するゲームが提供されています。
また、DEX(分散型取引所)が使えることも取引所としては珍しく、独自の特徴だといえます。ZoomexのDEXに関しては、公開されている情報が少なく、使いづらさを感じる人も少なくないと考えられます。しかし、選択肢が多いという点ではメリットになるでしょう。
Zoomexのデメリット
Zoomex(ズーメックス)には、以下のようなデメリットもあります。
Point 01
仮想通貨を保有する必要がある
FXブローカーや国内の仮想通貨取引所とは異なり、Zoomexは日本円での取引に対応していません。取引をするには、保有する仮想通貨を証拠金とする必要があります。
仮想通貨を保有するには、まず入金が必要です。基本的に、最も手数料を抑えられる入金方法は、ブロックチェーンネットワークを使った送金ですが、初めて利用する人はまず手順を学ばなければいけません。そのため、使いづらいと感じることもあるでしょう。
ただし、ブロックチェーンを使った送金は、慣れてしまえば難しい作業ではありません。インターネット上に方法を解説するコンテンツは無数にあります。仮想通貨取引に興味があるなら、一連の操作方法を覚えておいても損はないでしょう。
Zoomexは第三者の決済サービスと連携しており、それを使えばクレジットカード入金や、銀行送金なども行えます。手数料は少し割高ですが、これらの方法なら、より慣れ親しんだ手段によって仮想通貨を保有できます。
Point 02
新興取引所で運営歴が短い
Zoomexが設立されたのは2021年です。大手取引所の多くが2015年〜2018年頃に設立されていることを加味すると、Zoomexの運営歴は短いといえます。
運営歴が短いこともあり、Zoomexに関する口コミ等は少なめになっています。また、ユーザーからの預かり資産の状況を報告する「PoR(準備金証明)」については準備中となっており、定期的な発行がされるまでには少し時間がかかると考えられます。
ただし、安心感につながるような要素もあり、例えば、日本のプロサッカークラブ「サガン鳥栖」や、スペインのサッカーリーグに所属する「ビジャレアルCF」のスポンサーを務めるなどしています。安全性についての判断は、これらを踏まえて総合的に行うことになります。
Point 03
現物取引ができない
大手の海外取引所は基本的に現物取引に対応しています。しかし、Zoomexでは現物取引を行えません。証拠金として使える5銘柄(USDT・BTC・ETH・XRP・EOS)に限っては、現物間の両替ができるものの、一般的な現物取引(スポット取引)の提供はないという状況です。
資産運用やローンチパッドといった現物関連のサービスも利用することはできず、現物関連のサービスにも興味がある人にとっては、残念に感じられるかもしれません。
Zoomexは現物取引に対応する予定を発表しておらず、引き続き、デリバティブ取引に特化してサービスを展開していく方針です。そのため、現物関連のサービスも利用したい場合は、別の取引所を選ぶか、Zoomexと別の取引所を併用する必要があります。
Point 04
最大レバレッジがやや低い
Zoomexの最大レバレッジは、以下のように銘柄ごとに異なっています。
銘柄 | 最大レバレッジ(*1) |
---|---|
ビットコイン(BTCUSDT) | 150倍 |
イーサリアム(ETHUSDT) | 150倍 |
リップル(XRPUSDT) | 75倍 |
ソラナ(SOLUSDT) | 50倍 |
テゾス(XTZUSDT) | 25倍 |
アスター(ASTRUSDT) | 12.5倍 |
(*1)保有するポジション価格が大きくなるにつれ、最大レバレッジは段階的に引き下げられます。
マイナーな銘柄ほど最大レバレッジが低くなっていますが、これは多くの取引所に共通する仕様ですので、取引所としては特にデメリットとはなりません。多くの海外取引所が最大レバレッジを100倍程度にしていることを考慮すると、Zoomexのレバレッジ条件はむしろ優れているともいえます。
ただし、Titan FX(タイタンエフエックス)などの海外FXブローカーでは、XRPやSOLなども高いレバレッジで取引できることがあります。そのため、一部のFXブローカーと比べると、最大レバレッジが低いと感じられる可能性はあります。
取引予定の銘柄の条件を比べることが重要になるでしょう。
Zoomexはどんな人に合う?
Zoomex(ズーメックス)は、以下のような人と相性が良いでしょう。
Zoomexで利用できるアカウントタイプは以下の通りです。
仮想通貨を取引したい人におすすめ!
デリバティブアカウント
新規登録後に自動的に開設されるアカウントです。このアカウント内の仮想通貨を担保にすることで、トレードを行えます。デリバティブアカウント内では、仮想通貨現物の両替も可能です。
仮想通貨を取引したい人におすすめ!
デリバティブアカウント
新規登録後に自動的に開設されるアカウントです。このアカウント内の仮想通貨を担保にすることで、トレードを行えます。デリバティブアカウント内では、仮想通貨現物の両替も可能です。
ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。
お問い合わせ先 [email protected]
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。
Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー