ThreeTrader(スリートレーダー)は、バヌアツに拠点を置くFXブローカーです。バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)の金融ライセンスを取得し運営しています。
2021年設立の新興ブローカーながら、両建て・自動売買に関する制限がない点、取引コストの低さなどから評価を得ています。特にスプレッドは業界最狭水準であり、Pureスプレッド口座では最低0.5pips、Rawゼロ口座では最低0pipと1ロットあたり片道2ドルの手数料で取引が可能です。
運営歴が短い点はデメリットですが、取引環境を重視するユーザーから支持されており、知名度も高めています。
ThreeTraderの基本情報
(*1) FXメジャー・マイナー通貨ペアとゴールドが対象。有効証拠金5,000ドル未満の場合です。
(*2) 1ロットあたり片道の手数料金額となります。
ThreeTraderのメリット
ThreeTrader(スリートレーダー)には、5つのメリットがあります。
Point 01
スプレッドが狭い
ThreeTraderは海外FXブローカーの中で最狭水準のスプレッドを提供しています。スプレッドのみで取引できるPureスプレッド口座と、取引手数料とスプレッドで取引ができるRawゼロ口座がありますが、どちらも取引コストが低くなっています。
例えばEURUSDのスプレッドは、Pureスプレッド口座では平均0.7pips、Rawゼロ口座では手数料込みで平均0.6pipsです。
スプレッドは狭ければ狭いほど取引コストが抑えられるため、より多くの利益を得るには欠かせない要素です。スプレッドの影響が大きいスキャルピング取引をメインで行うユーザーには、特に大きなメリットだといえます。
Point 02
ストップレベルがゼロ
ThreeTraderでは、全銘柄のストップレベルがゼロに設定されています。
ストップレベルとは、指値・逆指値注文を行う価格に対して一定の制限を設けるものです。ストップレベルが設定されている場合、現在価格から少なくともストップレベルの分だけ離れたレートでなければ、指値・逆指値注文を行えません。
ThreeTraderではストップレベルがゼロのため、指値や逆指値の水準を自由に設定できるほか、トレール幅の狭いトレーリングストップなども問題なく機能します。また、スキャルピング系EAなどの誤作動を防止しやすくなり、EA本来の性能が発揮されることを期待できるでしょう。
Point 03
EAの利用や両建てに制限がない
ThreeTraderはあらゆるトレード手法を受け入れており、公式ページ上で禁止手法なしと公言しています。ユーザーは自動売買ソフト(EA)やスキャルピング手法による高頻度取引を気兼ねなく行えます。
またThreeTraderでは、両建ても可能です。同一口座内での両建てはもちろん、多くの海外FXブローカーでは禁止されている複数口座間での両建てや、他社口座との両建て取引もできます。
ただし複数ブローカー間での両建てが発生する場合は、利用している他のブローカーに両建てを禁止しているところがないか確認してください。ThreeTraderでは問題なくとも、他ブローカーの規約に抵触する可能性があります。
Point 04
取引でポイントが貯まる
ThreeTraderはポイントプログラムを提供しており、ユーザーは賞品に交換できるポイントを受け取れます。ポイントの獲得条件は1ロットの取引で、獲得できるポイント数は以下の通り銘柄によって異なります。
銘柄 | 獲得ポイント (1ロットあたり) |
---|---|
FX | 10ポイント |
貴金属 | 10ポイント |
株価指数や仮想通貨 | 1ポイント |
交換に必要なポイントは交換先の賞品によりますが、2023年8月時点で最も獲得しやすい10ドル分のキャッシュバックであれば、170ポイントとの交換で受け取れます。
このポイントプログラムは常時提供されており、別途申請をせずとも獲得できるため、トレードを続けるだけで自然にポイントが貯まります。
ポイントプログラムを提供しているブローカーは他にもあります。魅力を感じる場合、条件を比較してみるのも良いでしょう。
Point 05
早朝のサポートにも対応
ThreeTraderはチャットやメールから日本語でのサポートを提供しています。チャットでのサポートは平日の午前7時から午後8時までと早朝から利用できることに加え、有人による対応となっているため、マニュアルでは解決できない疑問点やトラブルでも、リアルタイムに解決しやすくなっています。
一方で、メールでのサポートはリアルタイム性に欠けますが、チャットが利用できない休日や深夜でも利用可能です。日本語でいつでもサポートが受けられることは、海外FXブローカーを使い慣れていない初心者の方にとって、特に大きなメリットだといえるでしょう。
ThreeTraderのデメリット
ThreeTrader(スリートレーダー)には、以下のようなデメリットもあります。
Point 01
新興ブローカーで運営歴が短い
ThreeTraderは2021年に設立されたFXブローカーです。
代表的なブローカーであるXMTrading(エックスエムトレーディング)は2009年設立、Exness(エクスネス)は2008年設立です。これらと比較すると、ThreeTraderは新興のブローカーであるといえます。
運営歴が短いため、取引環境や出金対応といったサービスの安定性が測りづらく、大きな資金を預けることにためらいを感じる人もいるでしょう。
狭いスプレッドなどから知名度を高めていることは事実ですが、不安な場合は運営歴が長いブローカーの利用も検討してみてください。
Point 02
MT5が利用できない
ThreeTraderが対応している取引プラットフォームは、MetaTrader4(MT4)のみです。
MetaTrader5(MT5)を選べないため、これまでMT5しか利用したことがない方にとってはデメリットです。特にMT5向けのカスタムインディケータ・EAを使った取引ができない点は要注意です。
ただしThreeTraderは2023年に、サービスの大幅改善の方針を発表しており、サポート時間の延長や取引サーバー強化のほか、MT5の導入も予定しています。MT5の導入時期は不明ですが、将来的にはMT5からもトレードができるようになる可能性もあります。
Point 03
仮想通貨取引の自由度が低い
仮想通貨の取引はThreeTraderでも可能です。しかし最大レバレッジや取り扱い銘柄数、取引可能時間の面で自由度は低いといえます。仮想通貨銘柄の取引条件は、具体的には以下のようになっています。
大手海外FXブローカーを比べると、上記の条件には物足りなさがあります。特にほとんどのブローカーでは土日でも取引可能なことを考えると、取引可能時間が平日のみである点は不便に感じられるかもしれません。
したがって仮想通貨取引を積極的に行いたい場合は、他のブローカーの利用を検討するのが無難といえます。
ThreeTraderはどんな人に合う?
ThreeTrader(スリートレーダー)は、以下のような人と相性が良いでしょう。
またThreeTraderの中でどの口座を開設するか迷った場合、以下の基準で決めると良いでしょう。
まず少額から取引したい人におすすめ!
Pureスプレッド口座
主要なFX通貨ペアなら最低0.5pipsといった、狭いスプレッドで取引ができる口座タイプです。最低入金額が低いため、コストを抑えたい方のほか、ThreeTraderで取引してみたい方にも向いています。
取引コストにこだわりたい人におすすめ!
Rawゼロ口座
1ロットあたり片道2ドルの手数料と、狭いスプレッドで取引できる口座タイプです。初回最低入金額が10万円と高めですが、Pureスプレッド口座以上にコストを抑えやすく、取引環境にこだわりたい方に適しています。
まず少額から取引したい人におすすめ!
Pureスプレッド口座
主要なFX通貨ペアなら最低0.5pipsといった、狭いスプレッドで取引ができる口座タイプです。最低入金額が低いため、コストを抑えたい方のほか、ThreeTraderで取引してみたい方にも向いています。
取引コストにこだわりたい人におすすめ!
Rawゼロ口座
1ロットあたり片道2ドルの手数料と、狭いスプレッドで取引できる口座タイプです。初回最低入金額が10万円と高めですが、Pureスプレッド口座以上にコストを抑えやすく、取引環境にこだわりたい方に適しています。
ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。
お問い合わせ先 [email protected]
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。
Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー