Milton Markets(ミルトンマーケッツ)は2015年に設立されたブローカーで、セントビンセント・グレナディーン金融庁(SVGFSA)による監督のもと運営されています。グループ会社にはセーシェル金融庁(FSA)の認可を受けたMilton Global Ltd.があります。
特徴の一つにスリッページ保証制度があります。これは、特定の条件を満たすときにスリッページ分が返金されるという制度です。
また、約定拒否・リクオートが発生しない点や、口座によってはスプレッドが狭いことから、スキャルピングがしやすい環境となっています。
口座タイプが少ないなどのデメリットもありますが、日本人スタッフによるサポートも提供されており、初心者の方でも利用しやすくなっています。
Milton Marketsの基本情報
(*1)問い合わせはメールとチャットフォームからのみ可能です。
(*1) 複数口座間での両建て取引は禁止となります。
(*2) 残高がある場合は月額3,000円の手数料が発生します。また30日以上利用がない場合、クレジットボーナスが消滅します。
(*1) 同時に保有できるFX通貨ペアのポジション数の上限です。予約注文も含まれます。
(*2) 口座残高がゼロの場合は、手数料は発生しません。
(*3) 最大4口座まで開設可能です。
Milton Marketsのメリット
Milton Markets(ミルトンマーケッツ)には、4つのメリットがあります。
Point 01
一部のスリッページ分を補填
Milton Marketsは、独自サービス「スリッページ保証制度」を提供しています。スリッページ保証制度とは、以下の全ての条件を満たす場合に、注文価格と約定価格の差額分を返金してもらえるというサービスです。
複数の条件はありますが、スリッページによる損失を補填してもらえる可能性があるため、トレーダーにとっては心強い制度といえるでしょう。また、Milton Marketsでは約定拒否やリクオートは発生することがなく、これらの点から有利な価格で約定しやすくなっています。
Point 02
安定した日本語サポートを提供
Milton Marketsのサポートデスクには日本人スタッフが在籍しています。そのため、安定した日本語サポートを受けられると期待できます。
メールで問い合わせる以外にも、チャットフォームからメッセージを残すことや、SNSからコンタクトを取ることも可能です。また、ヘルプセンターには日本語のQ&Aが複数あるため、そのコンテンツを使って疑問を解消できる可能性もあります。
サポート対応時間は平日の午前7時から午後5時(日本時間)であり、時間外に問い合わせた場合は、回答を待つ必要があります。しかし、日本語で疑問を解消しやすい環境となっており、海外FX初心者でも使いやすいブローカーといえるでしょう。
Point 03
キャンペーンを定期的に開催
2023年前半の状況を見ますと、Milton Marketsは入金キャンペーンとトレードキャンペーンをほぼ毎月提供しています。内容は時期によって変わりますが、2023年7月開催のキャンペーンは以下のようなものでした。
キャンペーン種別 | 付与条件 | 報酬 |
---|---|---|
入金 |
・指定の文言を入力
・入金
・SNSでのフォロー
|
40%入金ボーナス |
トレード |
・5万円の入金
・3ロット以上の取引
・10往復以上の取引
・一定の勝率を達成
|
入金ボーナス(*1) |
(*1)付与率は100%・50%・30%のいずれかです。勝率によって決まります。
基本的に新規ユーザーと既存ユーザーの両者が対象であり、報酬のボーナスはフレックス口座でもスマート口座でも利用できます。したがって、初心者から上級者まで、多くのユーザーが利用しやすいキャンペーンだといえます。
なお、ボーナスを使ってロスカットに耐えることはできるものの、ボーナスのみでの取引はできません。この点には注意が必要です。
Point 04
レバレッジは最大1,000倍
Milton Marketsのスマート口座では、最大1,000倍のレバレッジが提供されています。ただし、最大レバレッジは口座残高によって変動する仕組みであり、以下のように決まります。
一方、エリート口座の最大レバレッジは500倍、口座残高が100万円を超えると最大レバレッジは100倍に制限されます。またフレックス口座では、口座残高にかかわらず最大レバレッジは100倍に固定されています。
各口座はレバレッジ以外にも、最大ロットサイズや最低入金額などの仕様が異なっています。そのため一概にはいえませんが、ハイレバレッジを利用したダイナミックなトレードを楽しみたい場合はスマート口座、一定のレバレッジを利用したい場合はフレックス口座といった使い分けもできるでしょう。
Milton Marketsのデメリット
Milton Markets(ミルトンマーケッツ)には、以下のようなデメリットもあります。
Point 01
MT5の提供がない
Milton MarketsではMetaTrader4(MT4)のみが利用可能であり、MetaTrader5(MT5)の利用はできません。
MT4とMT5で使用感はガラリと変わらないものの、表示可能な時間足や動作の速さ、標準搭載されているインジケータの種類などはMT5のほうが優れています。MT5に慣れ親しんでいるユーザーなら、不満を感じることもあるでしょう。
MT4はデスクトップ版(主にWindows)とスマートフォン版、WebTraderに対応しております。そのため、MT4を利用するユーザーにとって使い勝手は良くなっています。しかし、利用可能な取引プラットフォームが限られている点はデメリットです。
Point 02
利用できる入出金方法が少ない
Milton Marketsで使用可能な入出金方法は、bitwallet経由での入出金(手数料無料)、国内銀行送金(入金手数料無料、出金手数料3.5%)、USDT入金の3つのみです。出金方法はbitwallet経由と国内銀行送金の2つのみになります。
特にほとんどのブローカーはクレジットカードでの入出金が可能なので、クレジットカードを使えない点は人によっては大きなデメリットに感じるかもしれません。またオンラインウォレットもbitwalletのみなので、他のブローカーと比較して少ないです。
Point 03
出金処理が遅い
Milton Marketsは以下の3種類の入出金方法を提供しており、出金については完了までに3〜5営業日ほどの時間がかかる可能性があります。
土日を挟む場合は、着金までにさらなる時間を要する可能性が浮上し、人によってはストレスを感じることもあるでしょう。また月に2回以上出金手続きをすると、2回目以降は都度3,000円の手数料がかかる仕様となっております。処理にかかる時間に加えて、この手数料も出金に関するデメリットといえます。
なお入金に関してはどの方法を選択しても、基本的に1営業日以内に処理が完了するとされています。
Milton Marketsはどんな人に合う?
Milton Markets(ミルトンマーケッツ)は、以下のような人と相性が良いでしょう。
またMilton Marketsの口座選びで迷った場合、以下の基準で決めると良いでしょう。
スイングトレーダーにもおすすめ!
フレックス口座
口座残高が増えても最大レバレッジは100倍に固定であり、常に一定のレバレッジが適用されます。中長期的なトレードがしやすい口座だといえるでしょう。
ハイレバレッジを体感したい人向け!
スマート口座
ハイレバレッジ取引も可能な口座です。最大レバレッジは口座残高により変わりますが、少額から取引を始めるトレーダーなら、1,000倍のレバレッジを利用できます。また、スプレッドの狭さにも定評があります。
取引コストを抑えたいスキャルパー向け!
エリート口座
メジャー通貨の最低スプレッドが0.2pips~と狭く、取引手数料も低めに設定されています。初回最低入金額が50万円と高いですが、スリッページ保証があることからも取引コストを抑えやすい口座だといえます。
スイングトレーダーにもおすすめ!
フレックス口座
最低入金額は5,000円と低めに設定されており、初心者でも気軽に利用しやすいです。レバレッジは500倍でスプレッドは標準的な広さです。短期トレードよりも、中長期的なトレードに適しています。
ハイレバレッジを体感したい人向け!
スマート口座
ハイレバレッジ取引も可能な口座です。最大レバレッジは口座残高により変わりますが、少額から取引を始めるトレーダーなら、1,000倍のレバレッジを利用できます。また、スプレッドの狭さにも定評があります。
取引コストを抑えたいスキャルパー向け!
エリート口座
メジャー通貨の最低スプレッドが0.2pips~と狭く、取引手数料も低めに設定されています。初回最低入金額が50万円と高いですが、スリッページ保証があることからも取引コストを抑えやすい口座だといえます。
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