FXON(エフエックスオン)は、セーシェル共和国に拠点を置くブローカーで、セーシェル共和国の金融ライセンスのもとで運営されています。
2024年設立の新興ブローカーで運営歴は短いものの、The Financial Comissionに加盟するなど、安全性向上に向けた取り組みも行っています。
取引環境重視のブローカーで、エリート口座におけるドルストレートおよびクロス円通貨ペアの最小スプレッドは0.0pipsです。また、BTCUSDのスプレッドは13.7pipsで、当サイトの取扱いブローカーの中で最も優秀です(2025年1月時点での1ヶ月間の平均実測値)。
そのほか、経済指標発表前後のレバレッジ制限が基本的にないため、指標発表時の大きな値動きを狙った取引がハイレバレッジ取引も可能です。
FXONの基本情報の基本情報
(*1)日本語・英語のみの対応。
(*1)同一口座の両建てが許可されています。
(*1)片道1ロットあたりの手数料です。
(*2)リアル口座は6口座までで、それ以上の追加にあたっては別途承認を得ることが必要です。デモ口座の保有数に制限はありません。
FXONのメリット
FXON(エフエックスオン)には、5つのメリットがあります。
Point 01
スプレッドが狭い
FXONではドルストレート・クロス円の通貨ペアにおいて、最小0.0pipsのスプレッドを実現しています。また、BTCUSDのスプレッドは当サイトで取扱いのあるブローカーの中で最も狭い水準です(2025年1月時点)。
FXONが狭いスプレッドでのレート配信を実現している理由として、十数社に及ぶリクイディティプロバイダーとの提携により高い流動性を確保している点を挙げています。また、AI技術を活用したディーリングデスクを導入することで、時間帯、取引量、銘柄ごとの市場傾向を分析し、最適な価格を提示できる体制を整備しています。
特にエリート口座では取引コストを抑えながら取引できるため、スキャルピングのような小さな値幅を狙う取引でも利益が圧迫される不安を軽減できます。FXONは短期トレーダーに適したFX業者といえます。
Point 02
レバレッジ制限がほぼない
多くの海外FXブローカーとは異なり、FXONでは時間帯や経済指標によるレバレッジ制限がありません。
例えば、大手海外FX業者のExnessでは、週明けの開場後1時間と週末の閉場前3時間は、FX銘柄の最大レバレッジが200倍に制限されます。同じく海外FX業者のHFMでは、重要な経済指標が発表される15分前から発表後の5分間はレバレッジが制限される場合があります。
これらのレバレッジ制限は、トレーダーを過度なリスクテイクから保護するための措置ではあるものの不満を感じることもあるでしょう。FXONでは基本的に時間帯や経済指標発表によるレバレッジ制限がないため、レバレッジをフルに活かした取引が可能です。
Point 03
独自の無料インディケータを提供
FXONではMT4/MT5用のカスタムインディケータを無料で提供しています。
MT4/MT5は、移動平均線やRSIなどの基本的なインディケータを備えた優れた取引ツールといえますが、テクニカル分析を行う上で不便な点もあります。例えば、MT4/MT5のチャートは日本時間での表示に対応していません。日本時間を表示するには別途カスタムインディケータを用意する必要があり、場合によっては有料となることもあります。
FXONでは日本時間表示インディケータなど、トレーダーによく利用されるカスタムインディケータが無料で提供されています。使いたいインディケータが用意されている場合、別途探す手間を省けるでしょう。利用予定にないインディケータでも、使ってみることで新たな発見があるかもしれません。
Point 04
強固なセキュリティ対策
FXONでは、強固なセキュリティ対策を導入しています。
クライアントポータルへのログインに関して、ログインパターン分析が行われており、不正なアクセスを検出することが可能です。なりすましの可能性があると判断された場合、二段階認証の要求が行われる仕組みです。
また、一定額を超える出金・資金移動時はパスキー方式のセキュリティ対策で守られ、一定以上安全な状況で資金移動することが可能です。
そのほか、FXONではeKYCを導入しており、口座開設時の本人確認がすべてオンラインで完結します。本人確認書類や住所確認書類の提出が、機密性を保持した状態で、かつスムーズに行うことができます。強固なセキュリティと利便性を両立している点も、FXONの特徴といえるでしょう。
Point 05
安全な運営体制で安心
FXONは第三者仲裁機関であるThe Financial Comissionに加盟しています。The Financial Comissionは、トレーダーとFX業者の紛争を中立的な立場で解決することを目的とする機関です。
FX業者とトレーダーの間で紛争を解決できなかった場合、トレーダーはThe Financial Comissionに苦情申し立てを行うことができます。調査の結果、FX業者の不備が認められた場合、苦情1件につき最大2万ユーロの補償を受けられるため、万が一トラブルに巻き込まれても安心です。
そのほか、資金移動では取引ごとに追跡可能なIDを割り当てる仕組みを採用しています。これにより取引の透明性と迅速なサポートを実現しています。
FXONのデメリット
FXON(エフエックスオン)には、以下のようなデメリットもあります。
Point 01
新興ブローカーで運営歴が短い
FXONは2024年に設立された新興ブローカーです。老舗ブローカーと比較すると運営歴が短いため、ネット上でのユーザーのレビューもそれほど多くありません。現状ではサービスの質を正確に評価することが難しいFX業者といえるでしょう。
悪質な海外FX業者を選んでしまうと最悪の場合、出金拒否などのトラブルに巻き込まれる恐れがあります。そのため、知名度の低い海外FX業者の利用に不安がある場合は、評判がわかるまで様子見するのも一つの方法です。
一方で、FXONの取引コストの安さに魅力を感じている方もいるでしょう。すぐにでも試してみたいという方は、少額の入金でお試し利用した上で、本格的に利用すべきかどうか判断すると良いでしょう。
Point 02
ボーナス提供は基本的になし
国内FXにはない海外FXの魅力の一つとして、ボーナスが挙げられます。主要な海外FX業者が提供しているボーナスは、証拠金として利用できるため、自己資金よりも大きな金額を使用した取引が可能です。
FXONでは、プロモーションで一部ボーナス提供を行うことがあるものの、基本的に口座開設ボーナスや入金ボーナスなどのボーナスは提供していません。
FXONに限らず、取引環境に力を入れている海外FX業者ではボーナスを提供していないケースが一般的です。ボーナスを提供する場合、そのコストをスプレッドなどに転嫁する必要があります。そのため、ボーナスを提供しているFX業者であっても、低スプレッド口座はボーナスの対象外になっているケースも少なくありません。
FXONはボーナス目的で海外FX業者を利用したい方には向いていないブローカーといえるでしょう。
Point 03
マイクロ口座がない
FXONにはマイクロ口座がありません。マイクロ口座とは、1ロットのサイズが標準的な口座よりも小さい口座です。
XMTradingやTitan FXなどで提供されているような一般的なマイクロ口座では、1ロットのサイズが1,000通貨に設定されています。細かな条件はFX業者によって異なりますが、多くのマイクロ口座では0.01ロット(10通貨)単位での取引が可能です。そのため、少額の取引でも細かくロットを調整しながらトレードすることができます。
FXONの口座の最低入金額は100ドルに設定されているため、少額でも取引を始めることはできます。しかし、マイクロ口座ではないため、少額でリスクを細かくコントロールしながら取引したいトレーダーには不向きといえるでしょう。
Point 04
レバレッジが下がる証拠金額が低い
主要な海外FX業者では、証拠金額に合わせてレバレッジが変化する仕組みを採用しています。証拠金が少ない状態では高いレバレッジが適用され、証拠金が増えるにつれて徐々にレバレッジが引き下げられます。
例えば、大手海外FX業者のXMTradingでは証拠金額が40,000ドルを超えると、1,000倍から500倍に引き下げられます。FXONでは有効証拠金額が7,000ドル以下の場合に1,000倍のレバレッジが適用されますが、7,000ドルを超えると500倍に引き下げられます。
そのため、口座残高が7,000ドルを超える場合、他のFX業者と比較して低いレバレッジが適用される可能性が高まります。極力高いレバレッジを維持したまま取引を続けたい場合は注意が必要です。
Point 05
土日の仮想通貨は決済取引のみ
FXONでは土日に仮想通貨を取引することができますが、新規でポジションを保有することはできません。
海外FXでは土日の仮想通貨CFD取引に対応するブローカーも多く、例えばFXGTやXMTradingでは一部のメンテナンス時間を除いて、24時間365日仮想通貨CFDの取引が可能です。一方、FXONでは決済注文のみの対応となっているため、土日に取引のチャンスを見つけたとしても、エントリーすることはできません。
FXONは、BTCUSDのスプレッドが非常に優秀で、主要銘柄には大方対応しておりますが、対応銘柄が特別豊富なわけではありません。そのため、取引したい銘柄や時間帯なども踏まえ、他のブローカーの利用も検討したほうが良い場合があるでしょう。
FXONはどんな人に合う?
FXON(エフエックスオン)は、以下のような人と相性が良いでしょう。
またFXONの中でどの口座を開設するか迷った場合、以下の基準で決めると良いでしょう。
ビギナー・中長期トレーダーにおすすめ!
スタンダード口座
スタンダード口座は取引手数料なしで取引できる口座タイプです。取引コストはスプレッドのみとなっているためコストを把握しやすく、海外FX初心者や中長期トレーダーにおすすめの口座です。
上級者・短期トレーダーにおすすめ!
エリート口座
エリート口座は最小0.0~0.8pipsの低スプレッドを実現している口座です。取引手数料がかかりますが、スプレッドが狭いためトータルの取引コストを抑えられます。短期トレーダーや取引環境を重視する上級者におすすめです。
ビギナー・中長期トレーダーにおすすめ!
スタンダード口座
スタンダード口座は取引手数料なしで取引できる口座タイプです。取引コストはスプレッドのみとなっているためコストを把握しやすく、海外FX初心者や中長期トレーダーにおすすめの口座です。
上級者・短期トレーダーにおすすめ!
エリート口座
エリート口座は最小0.0~0.8pipsの低スプレッドを実現している口座です。取引手数料がかかりますが、スプレッドが狭いためトータルの取引コストを抑えられます。短期トレーダーや取引環境を重視する上級者におすすめです。
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