Axi(アクシ)は、2007年に設立された海外FXブローカーです。日本での運営歴は短いものの、その豊富なサービスとともに日本国内での知名度は徐々に高まっています。
Axiの主な特徴は、最大1,000倍のレバレッジと「Axi Select」でしょう。「Axi Select」は、優秀なトレーダーに取引資金を提供するサービスで、一般のトレーダーにもプロップトレーダーになれる機会を提供します。また、コピートレード機能もあり、他のトレーダーの取引をリアルタイムでコピーできるサービスもあります。
また、Axiはサポート体制が充実しており、日本語対応のサポートデスクが平日10時から18時まで利用可能です。メール、電話、WhatsApp、ライブチャットなど、多様な方法でサポートを受けられます。
Axiの基本情報
(*1)AxiTrader Limitedは、日本居住者などにサービス提供を行う会社です。AxiCorp Financial Services Pty Ltdはその親会社でオーストラリア居住者などにサービスを提供しています。
(*1)日本人スタッフによる対応時間は、平日の午前 9:00〜午後 8:00(日本時間)に限定されます。これ以外の時間帯は外国人スタッフによる翻訳機を使用したサポートとなります。
(*1)エリート口座のスワップフリーを用いて両建てを悪用したスワップポイントを不正に取得する行為は禁止となります。
(*1) MT5にて取引可能なCFD/仮想通貨は23銘柄です。
(*2) MT4にて取引可能なCFD/株式は38銘柄です
(*3) 1ロットあたり片道の手数料金額となります。
Axiのメリット
Axi(アクシ)には、5つのメリットがあります。
Point 01
レバレッジの制限が緩い
Axiは最大1,000倍のレバレッジを提供していますが、同等のレバレッジで取引可能な海外FX業者は珍しくありません。しかし、主要な海外FX業者では、口座残高に応じてレバレッジが制限されるケースが多く、残高が増加すると最大レバレッジが引き下げられます。
一方、Axiでは口座残高ではなく、ポジションサイズに応じてレバレッジを制限する仕組みを採用しています。そのため、口座残高にかかわらず、保有しているポジションサイズが100ロット以下であれば1,000倍での取引が可能です。
また、経済指標発表前後や口座残高によるレバレッジ制限はありません。他のブローカーと比較してレバレッジの制限が緩い点はAxiの魅力といえるでしょう。
Point 02
Autochartistの提供
AxiではMT4上で利用可能な「Autochartist」という自動チャート分析ツールを提供しています。Autochartistは、テクニカル分析を自動で行いチャートパターンを検知して自動で表示する機能や、ボラティリティ分析、マーケットレポートの配信など、多くの機能を備えています。これにより、初心者でも分析力を補うことができるでしょう。
さらにAutochartistはリアルタイムで価格変動を解析し、取引のチャンスを知らせてくれるアラート機能を搭載しています。うまく使えばトレードチャンスを逃さずに済みます。
AxiでAutochartistを活用することで、チャート分析の精度を向上させるだけでなく、分析の手間を省いた効率的な取引を実現できるでしょう。
Point 03
Axi selectに参加可能
Axiの魅力の一つに「Axi Select」の存在が挙げられます。Axi Selectとは、成績が優れているトレーダーに対してAxiが取引資金を提供するプログラムです。いわゆるプロップトレーダーになるチャンスが与えられるサービスです。
Axi Selectでは、独自の評価指標であるエッジスコアを算出し、一定の基準を超えたトレーダーに対して専用口座経由で資金が提供されます。提供資金で得た利益の一部を報酬として受け取ることができます。最大で100万ドルの資金が提供されるため、実力次第では自己資金よりも大きな資金での取引が可能です。
Axi Selectは、トレーダーが収益を得るチャンスを広げられるユニークなシステムといえるでしょう。
Point 04
コピートレードの提供
Axiではコピートレードが提供されています。これは任意のシングルプロバイダー(トレーダー)の取引をリアルタイムでコピーできるサービスです。シングルプロバイダーになるための条件は厳しく、Axiのパートナー会社であるPelican Tradingが少なくとも6か月の実績を確認して審査します。
一定以上の実力のあると認められたトレーダーに取引を任せられるので、投資経験がないユーザーでもFXで利益を得られる可能性があります。複数のトレーダーをフォローすれば、リスクを分散しながら資金を運用できるでしょう。
また、トレードスキルを身に付けて、自分自身がシングルプロバイダーとなり、他のユーザーから報酬を受け取ることも可能です。
Point 05
信頼度向上に向けた取り組みがある
AxiはFinancial Commissionの会員であり、トレーダーに一定の安心感を提供しています。
Financial Commissionは独立した第三者機関であり、トレーダーとブローカー間の紛争を公平に解決する役割を担っています。これにより、トレーダーは安心して取引を行えるでしょう。また、このサービスは無料で提供されるため、紛争解決にかかるトレーダー側のコストが軽減されます。
さらに、Financial Commissionは最大2万ユーロの補償基金を設けており、万が一ブローカーが義務を果たさなかった場合にも一定の補償が提供されます。Axiはこのような取り組みを通じて、顧客に対する信頼性と安全性を強化しています。
Axiのデメリット
Axi(アクシ)には、以下のようなデメリットもあります。
Point 01
ボーナスの提供がない
Axiのデメリットの一つに、ボーナスをほとんど提供していない点が挙げられます。
キャンペーンなどの期間限定のイベントで、一時的にボーナスを付与することはありますが、常時提供しているわけではありません。そのため、取引用の資金は、基本的に自己資金で用意する必要があります。特に少額の資金で始めたいトレーダーや豪華なボーナスを期待するトレーダーにとって、この点は不便に感じることもあるでしょう。
ボーナスの有無よりも信頼性や取引環境を重視するトレーダーや、資金に余裕のある人にとっては、それほど大きな問題ではないかもしれません。しかし、ボーナスの有無を重視する場合は、他のブローカーを検討する必要があるでしょう。
Point 02
ゼロカットが自動で執行されない
Axiではゼロカットが自動で執行されない仕組みになっています。ゼロカットとは、口座残高がマイナスになった場合にも、追加の入金不要で残高をゼロに戻してくれる仕組みです。多くのブローカーは、残高をゼロに戻すプロセスを自動で実行してくれます。
一方、Axiではゼロカットを必要とする場合、トレーダーが自身でサポートに連絡して対応を依頼する必要があります。この手続きの手間は、トレーダーにとってストレスとなる可能性もあるでしょう。
ただし、ブローカーによっては、ロールオーバーまでリセットされない場合や、次回入金までリセットされないケースもあります。そのため、Axiの対応が特別遅いわけではありませんが、改善の余地はあるといえます。
Point 03
最低入金額が高い
Axiを利用する際のデメリットに、特定の口座タイプで最低入金額が高い点が挙げられます。
Axiの口座タイプのうちスタンダード口座には最低入金額の制限はないものの、プレミアム口座は500ドル、エリート口座は累計25,000ドルと最低入金額が高めに設定されています。初心者や初期投資を抑えたいトレーダーにとっては、参入のハードルが高く感じられるかもしれません。
これらの口座タイプは、手数料が発生するものの最低0pips~の低スプレッドを実現しており、大きな初期投資も長期的にはメリットとなる可能性は十分あります。有利な取引環境を享受するためには、ある程度の初期投資が必要であることを理解し、自身の資金量に合わせて慎重に判断する必要があるでしょう。
Point 04
少額取引用の口座がない
Axiでは、マイクロ口座を提供していません。海外FX業者の一般的な口座では、1ロット=10万通貨が標準で、最小取引単位は0.01ロット(1,000通貨)です。一方で、ブローカーによっては、少額での取引を希望するトレーダー向けに、10通貨や100通貨単位で取引可能なマイクロ口座を提供しています。
Axiの最小取引サイズは、どの口座でも1,000通貨です。そのため、Axiは少額での取引にはあまり向いていないといえるでしょう。
ただし、マイクロ口座を提供しているブローカーでは、他の口座タイプよりもマイクロ口座のスプレッドが広くなる場合があります。自身の資金とコストのバランスを考慮し、最適な海外FX業者を選ぶことが大切です。
Axiはどんな人に合う?
Axi(アクシ)は、以下のような人と相性が良いでしょう。
またAxiの中でどの口座を開設するか迷った場合、以下の基準で決めると良いでしょう。
口座選びに迷った人におすすめ!
スタンダード口座
基本的な口座タイプであり、口座選びに迷った方におすすめです。初回最低入金額や取引手数料が設定されておらず、利用しやすいのが特徴です。ほかの口座タイプに比べスプレッドが若干広めである点に注意が必要です。
低コスト志向な中上級者におすすめ!
プレミアム口座
低コスト環境にこだわる方におすすめな口座タイプです。取引手数料が片道3.5ドル発生しますが、最低0pipsの低スプレッドを実現しています。最低入金額が500ドルと少し高めである点に注意しましょう。
資金に余裕がある上級者におすすめ!
エリート口座
累計入金額が、25,000ドルを超えた方だけが利用できる上級者向けの口座タイプです。最低0pipsからの低スプレッドと片道手数料1.75ドルの低コスト環境を実現しています。
口座選びに迷った人におすすめ!
スタンダード口座
基本的な口座タイプであり、口座選びに迷った方におすすめです。初回最低入金額や取引手数料が設定されておらず、利用しやすいのが特徴です。ほかの口座タイプに比べスプレッドが若干広めである点に注意が必要です。
低コスト志向な中上級者におすすめ!
プレミアム口座
低コスト環境にこだわる方におすすめな口座タイプです。取引手数料が片道3.5ドル発生しますが、最低0pipsの低スプレッドを実現しています。最低入金額が500ドルと少し高めである点に注意しましょう。
資金に余裕がある上級者におすすめ!
エリート口座
累計入金額が、25,000ドルを超えた方だけが利用できる上級者向けの口座タイプです。最低0pipsからの低スプレッドと片道手数料1.75ドルの低コスト環境を実現しています。
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