作成日
:2025.02.27
2025.02.27 19:36
本日のニューヨーク為替市場では、複数の米経済指標や金融当局者の講演内容を確認しながらの取引か。ドル円は本日も含めて5営業日連続で148円台では下げ止まった。月末に絡んだフローにもよるが、本日に関しては経済データの上振れやタカ派的な発言内容により敏感に反応するかもしれない。また、G20財務相・中銀総裁会議から伝わるニュースや、米英首脳会談も注目される。
経済指標は、10-12月期の国内総生産(GDP)や個人消費とコアPCE、また1月耐久財受注額と週間の失業データなどが発表予定。四半期データは改定値ではあるものの、速報値では予想より弱かったGDPや、強かった個人消費の結果には目を向けておきたい。また、前週分の米新規失業保険申請件数は前回から悪化が見込まれており、こちらの振れ具合にも要注意か。
当局者発言は、バーキン米リッチモンド連銀総裁、シュミッド米カンザスシティー連銀総裁、バー米連邦準備理事会(FRB)副議長がNY午前に予定されている。その後、ボウマンFRB理事、ハマック米クリーブランド連銀総裁、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁らも講演予定。このところ急速に進んだ金利低下や中立金利への各自の見解を見定めたい。
なおCMEのフェドウォッチによれば、今年残り7会合を残すFRBが「0.25%利下げ1回のみ」を見込む向きは2割強と少数派。残りは合計で2回または3回の利下げを織り込んでいる。
本日はトランプ米大統領とスターマー英首相がホワイハウスで会談する。話し合う内容は、ウクライナ情勢と二国間貿易がメインとなる見込み。先日はマクロン仏大統領がしっかりと意見をトランプ氏に伝えた印象があり、今度はスターマー首相が(ロシア寄りの姿勢を見せる)米大統領に何を述べるのかが興味深い。また英国に対する関税について、トランプ大統領の考えも注視する必要があるだろう。
想定レンジ上限
・ドル円、21日高値150.74円
想定レンジ下限
・ドル円、25日安値148.57円
(小針)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.02.27
作成日
:2025.02.27
最終更新
:2025.02.27
株や為替を中心とした情報サービス提供企業であり、多くのFX会社にニュースを配信している。
為替分野では、各市場の概況からアナリストの独自分析まで幅広い記事を取り扱う。
ディーラー業務経験者など、経験豊富な専門家を揃えている。
ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。
お問い合わせ先 [email protected]
ビットコインを500円分買ってみた!利益額や買ってみた感想を紹介
2025.02.27 20:00
ビットコインを1万円分買ってみた!利益額などの投資結果を紹介
2025.02.27 19:45
クリプトニンジャモバイルが話題!にんプラトークンの仕組みや将来性を解説
2025.02.27 19:30
FXGTがクリプトマックス口座のウェルカムボーナスを最大8万円に増額
2025.02.27 19:15
MYFX Marketsがキャッシュバック・入金ボーナスキャンペーンを開催
2025.02.27 19:00
Land Primeが30%入金ボーナスキャンペーンを開催
2025.02.26 19:30
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。
Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー