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update2024.04.16 (火) 21:00
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仮想通貨OMNIの将来性は?ロールアップを統合するレイヤー1ブロックチェーンについて解説

仮想通貨(暗号資産)OMNIは、レイヤー1ブロックチェーン「Omni Network」のネイティブトークンです。2024年4月12日、大手取引所のBinance(バイナンス)がローンチプールでのOMNIの取り扱いを発表したことで注目を集めています。Omni Networkは、イーサリアムのロールアップエコシステムを1つに統合するブロックチェーンです。開発者はOmni Networkを使用することで、イーサリアムのすべての流動性とユーザーにデフォルトでアクセスできるグローバルアプリケーションを構築できます。当記事では、仮想通貨OMNIの特徴や将来性、X(旧Twitter)での評判などについて解説します。目次[非表示]仮想通貨OMNIがBinanceローンチプールに登場仮想通貨OMNIとは断片化したロールアップを統合強固なセキュリティX(旧Twitter)上での評判仮想通貨OMNIの将来性合計1,800万ドルの資金調達に成功ether.fiと900億円相当の契約を締結複数のプロジェクトがOmni Networkを活用仮想通貨OMNIのトークノミクスOMNIの分配先と比率OMNIの使い道仮想通貨OMNIのリスクロールアップ統合という革新的技術が強み仮想通貨OMNIがBinanceローンチプールに登場2024年4月12日、大手海外取引所のBinance(バイナンス)は、ローンチプールでの仮想通貨(暗号資産)OMNIの取り扱いを発表しました。画像引用:BinanceBinanceのローンチプールとは、指定の仮想通貨を預けることで特定のトークンがもらえるイベントです。OMNIのローンチプールの条件は以下の通りです。期間(日本時間):2024年4月13日午前9時から4日間ステーキング可能銘柄:BNB、FDUSDトークンの最大供給量:1億OMNIローンチプールでの配布量:350万OMNI(総供給量の3.5%)なお、Binanceへの上場日時は2024年4月17日午後9時(日本時間)で、取引可能な通貨ペアは以下の通りです。OMNI/BTCOMNI/USDTOMNI/BNBOMNI/FDUSDOMNI/TRY仮想通貨OMNIとは仮想通貨(暗号資産)OMNIは、レイヤー1ブロックチェーンであるOmni Networkのネイティブトークンです。画像引用:Omni NetworkOMNIは、トランザクション手数料の支払いやステーキングなどに利用されます。また、Omni Networkにおけるガバナンストークンとしても機能します。ステーキングとはステーキングとはPoS(プルーフ・オブ・ステーク)の仮想通貨で採用される仕組みで、ブロックチェーンの維持に貢献する対価として報酬を得ることを指します。また、仮想通貨を貸し出して報酬を得られるサービスをステーキングと呼ぶこともあります。ガバナンストークンとはガバナンストークンとは、DeFi(分散型金融)のサービスにおいて、プロジェクトの新しい機能の追加・削除・変更や、開発などの方針の提案(投票)を行う権利を持つトークンのことです。ガバナンストークンを多くの利用者に配ることは、プロジェクトの分散化を目的としており、保有者はDeFiサービスの運用に関わることができます。断片化したロールアップを統合Omni Networkは、イーサリアムのロールアップ間の断片化問題を解決し、開発者がグローバルアプリケーションを開発できるプラットフォームを提供します。ロールアップとはロールアップは、トランザクションの処理速度と効率性を向上させる仕組みです。代表的なものとして、オプティミスティックロールアップとZKロールアップの2種類が存在します。イーサリアムはこれまで、トランザクションの処理速度や効率性を上げるために、ロールアップ技術の開発に取り組んできました。しかし、ロールアップが普及するにつれて、イーサリアムのユーザーや資金はサイロ化したエコシステムに分裂し、ネットワークから得られる恩恵が低下しています。サイロ化とはビジネスやITなどの領域において、業務プロセスや業務アプリケーション、各種システムが孤立化し、情報がうまく連携されていない状態のことを意味します。エコシステムが断片化すると、以下のような問題が発生します。流動性の希薄化ユーザー体験の低下開発の複雑化そこでOmni Networkは、すべてのロールアップをまとまりのある相互運用可能なネットワークに統合することで、これらの問題を解決しようとしています。その結果、エコシステムは以下のように改善されるとしています。ロールアップ間でのコミュニケーションの実現流動性プールの統一利用プロセスの簡素化開発者に優しいプラットフォームの実現強固なセキュリティOmni Networkは、EigenLayerのリステーキングの仕組みを活用し、リステーキングされたイーサリアムとステーキングされたOMNIの組み合わせによって、ネットワークを保護しています。これにより、Omni Networkは相互運用性に強みを持つプロトコルの中でも、高水準のセキュリティを得ることができます。リステーキングとはリステーキングとは、イーサリアム本体でステーキングしつつ、別のプロジェクトでも再度ステーキングする仕組みのことです。リステーキングすることで、通常のステーキング報酬よりも多くの報酬を獲得でき、資金効率を高められます。X(旧Twitter)上での評判仮想通貨(暗号資産)OMNIは、エアドロップの話題などを中心にX(旧Twitter)上で言及されています。エアドロップとはエアドロップとは仮想通貨の無償配布を指します。知名度向上などを目的として新規プロジェクトが実施する例が多く、仮想通貨をもらうには公式ツイッターをフォローすることなど一定の条件がつく場合もあります。特に、NFTコレクション「Pudgy Penguin」のホルダーがOMNIのエアドロップ配布対象になっていることから、Pudgy Penguinホルダーの間で話題になっている様子が見受けられます。仮想通貨OMNIの将来性仮想通貨(暗号資産)OMNIの将来性に関わる項目として、以下が挙げられます。合計1,800万ドルの資金調達に成功ether.fiと900億円相当の契約を締結複数のプロジェクトがOmni Networkを活用合計1,800万ドルの資金調達に成功Omni Networkは、これまでに合計1,800万ドルもの資金調達に成功しています。Pantera CapitalやJump Crypto、Coinbase Venturesなど、仮想通貨業界を代表するVC(ベンチャーキャピタル)から出資を受けました。画像引用:Omni Networkなお、Omni Networkは1,800万ドルの資金調達を行うにあたって、総供給量の20%を超えるOMNIを売却しています。仮想通貨OMNIのトークノミクスether.fiと900億円相当の契約を締結Omni Networkは2024年3月に、分散型ステーキングプロトコル「ether.fi」との間で、ETHの委任契約を締結したことを発表しました。6億ドル相当のETHはEiganLayerでリステーキングされ、Omni NetworkとEiganLayerのセキュリティ強化に使用されるようです。Omni Networkのセキュリティ向上に貢献する委任契約となっており、プロジェクトの安定的運用におけるプラス要因になると考えられます。複数のプロジェクトがOmni Networkを活用当記事執筆現在(2024年4月15日)、すでに20以上のプロジェクトがOmni Networkのエコシステムに名を連ねています。具体的には、以下のようなプロジェクトが掲載されています。ArbitrumOptimismPolygonAltLayerMantleFlowMantaSushi上記の通り、業界を代表するようなプロジェクトがOmni Networkを活用すると考えられ、今後もOmni Networkを中心としたエコシステムが拡大していくと予想されます。仮想通貨OMNIのトークノミクス仮想通貨(暗号資産)OMNIの総供給量は1億OMNIに設定されており、上場時の流通量は約10.39%となる見込みです。OMNIの分配先と比率仮想通貨OMNIの配分先と配分比率は、以下の通りです。番号説明120.06%がプライベートセール投資家に割り当てられています。25.77%がパブリックローンチに割り当てられています。33.50%がBinanceローンチプールに割り当てられています。425.25%がチームに割り当てられています。53.25%がアドバイザーに割り当てられています。629.50%がエコシステムに割り当てられています。712.67%がコミュニティに割り当てられています。また、トークンのリリースは以下のスケジュールで進行する予定です。画像引用:Omni NetworkOMNIの使い道仮想通貨OMNIの使い道として、主に以下が挙げられます。ガス代の支払いネットワークガバナンスステーキングガス代の支払いOMNIは、トランザクション手数料(ガス代)の支払いに利用されます。ガス代とはガス代とは、ブロックチェーン上でトークンを送付する際やスマートコントラクト実行時などに発生する手数料です。トランザクションの検証作業を行うマイナーやバリデータへの報酬としての側面も持ちます。ネットワークガバナンスOMNIの保有者は、プロトコルのアップグレードなど、様々な意思決定に関与できます。ステーキングユーザーはOMNIをステーキングすることで、Omni Networkのセキュリティ維持に貢献できます。仮想通貨OMNIのリスクOmni Networkは様々なプロトコルと多様な関係性を築きますが、特にEigenLayerとのつながりの強さは無視できません。EigenLayerはリステーキングプラットフォームとして、仮想通貨(暗号資産)業界でも注目を集めており、ハッキングなどの対象として狙われやすい状況にあるともいえます。EigenLayerで何らかの問題が発生したり、リスクに晒されたりすれば、Omni Networkや仮想通貨OMNIにも少なからず影響があると考えられます。ロールアップ統合という革新的技術が強みOmni Networkは、断片化したイーサリアムのロールアップエコシステムを統合し、ユーザーにも開発者にも使いやすい環境を作り出します。今後EigenLayerの成長と共に、Omni Networkにもさらなる注目が集まっていくかもしれません。
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update2024.04.16 (火) 20:00
暗号資産 話題のニュース

メタマスクにリップル(XRP)は送金できる?メタマスクの対応ブロックチェーンについて解説

メタマスク(MetaMask)は、複数の仮想通貨(暗号資産)を管理できる人気の高い仮想通貨ウォレットです。2022年1月時点では、月間アクティブユーザー数が3,000万人を超えています。では、メタマスクにリップル(XRP)は送金できるのでしょうか。この記事では、メタマスクにリップルを送金できるのかを紹介した上で、メタマスクが対応するブロックチェーンなどについて解説します。目次[非表示]原則としてリップルは送金できないメタマスクの対応ブロックチェーンXRP Ledgerとはラップドトークンなら送金できるXRPをTrust Walletに送金する方法リップル対応ウォレットも検討を原則としてリップルは送金できない原則として、メタマスク(MetaMask)にリップルは送金できません。メタマスクはリップルに対応しておらず、リップルを扱いたい場合は、リップル対応のウォレットを使用します。メタマスクの対応ブロックチェーンメタマスクはあらゆるブロックチェーンに対応しているわけではありません。イーサリアムブロックチェーン、およびEVM互換性のあるブロックチェーン(EVM-compatible blockchains)にのみ対応しています。EVMとはEVMはEthereum Virtual Machineの略称で、日本語でイーサリアム仮想マシンと訳します。この技術を使って、スマートコントラクトの実行や管理が可能になります。EVMを実装すると、ブロックチェーン間の仮想通貨の移動や、DApps(分散型アプリケーション)の移植などが容易になります。メタマスクが対応している主なブロックチェーンは、次のとおりです。イーサリアムBNBチェーンアバランチポリゴンオプティミズムアービトラム​​ベースアスターネットワークこれらのブロックチェーンであれば、仮想通貨(暗号資産)の入出金ができます。リップルは独自のシステムである「XRP Ledger」を使用しており、メタマスクは対応していません。そのため、原則としてメタマスクにリップルは送金できません。XRP Ledgerとはリップルはブロックチェーンでなく、XRP Ledgerと呼ばれる分散型台帳に取引履歴が記録されます。XRP Ledgerはリップル社が独自開発したシステムで、従来の国際送金と比べて低コストで迅速な取引が可能です。ラップドトークンなら送金できるリップルはメタマスク(MetaMask)に送金できませんが、リップルのラップドトークンなら送金可能です。ラップドトークンとはラップドトークンとは、特定の仮想通貨の価値に連動するトークンを指します。例えば、ビットコインはビットコインブロックチェーン上で流通し、イーサリアムブロックチェーン上で使用できません。そこで、ビットコインと値動きが同じになるトークンを作って、イーサリアムブロックチェーン上で流通させます。これがラップドビットコインです。リップルのラップドトークンはwXRP(Wrapped XRP)です。wXRPはイーサリアムブロックチェーン上のトークンであり、メタマスクに送金できます。画像引用:WrappedwXRPを手に入れるには、wXRPの取り扱い業者にリップルを預け入れます。業者は預け入れられたリップルをカストディアンに送り、カストディアンはリップルと1:1の比率でwXRPを作成してユーザーに配布します。預け入れたリップルはカストディアンが保管しており、配布されたwXRPを任意のタイミングでリップルに戻すことも可能です。wXRPは分散型取引所(DEX)での売買や運用が可能となっており、例えばSushiswap(スシスワップ)で取り扱いされています。画像引用:Sushiswap分散型取引所とは分散型取引所とはブロックチェーン上で仮想通貨を売買できる取引所であり、中央管理者が存在しません。分散型取引所を意味する「Decentralized Exchange」の頭文字をとってDEXとも呼ばれます。XRPをTrust Walletに送金する方法リップルはメタマスク(MetaMask)に送金できませんが、Trust Wallet(トラストウォレット)などのリップル対応ウォレットであれば送金可能です。ここでは、XRPを取引所からTrust Walletに送金する方法を解説します。Trust Walletの脆弱性をNISTが調査?2024年2月15日、米国のセキュリティ機関であるNIST(アメリカ国立標準技術研究所)が、iOS版Trust Walletが脆弱性を持つ可能性があるとして、調査をしているとの報道がされています。報道によると、この脆弱性により攻撃者はウォレットのシードフレーズを特定し、資金を盗むことができるとしています。一方、Trust Walletは公式ブログにて、2018年に脆弱性は修正済みであり、ユーザーの資金は安全であると説明しています。また、米国NISTからの調査も受けていないとしています。現在は様々な情報が錯綜している状況です。もう少し情報が明るみに出るまで、Trust Walletの使用を控えたり、ウォレットにある資金を出金しておく方がよいのかもしれません。手順1Trust Walletの拡張機能をクリックし、虫眼鏡マークをクリックします。手順2検索欄に「XRP」と入力し、トークンとネットワークの組み合わせを選びます。通常のXRPを受け取りたい場合は、トークンとネットワークの両方が「XRP」となっている項目をクリックしてください。手順3「受取」アイコンをクリックします。手順4QRコード下に記載されているアドレスをコピーします。手順5XRPの送金元となる取引所で送り先情報を入力します。ここでは例として、国内取引所のbitbankで送金先を登録する方法を紹介します。bitbankから仮想通貨を送金するには送金先を登録する必要があり、次のように登録します。番号項目名説明1ラベルユーザー自身が識別しやすいように付ける任意の名前です。アドレスの事前登録が必要な場合に求められます。2ネットワーク送金時に使うネットワークです。通常のXRPを送る場合は「XRP」を選びます。3アドレス送金先のアドレスです。3宛先タグ誰からの送金かを識別するためのタグです。多くのユーザーを抱えるサービス(取引所など)に送る際などに入力を求められます。Trust Walletへの送金時は入力不要です。入力すべき内容は利用するサービスによって異なりますが、ラベルやネットワーク、アドレス、宛先タグは、多くのサービスで入力を求められる項目です。そのため、意味を理解しておくとスムーズです。手順6送金先情報を設定できたら、送金を実行します。bitbankから送金する場合は、事前に登録していたアドレスと送金する数量を指定し、出金申請を進めます。取引所からの送金のとき、多くの場合、二段階認証としてコードの入力を求められます。この入力作業を無事に終えると、送金申請が完了するという流れが一般的です。不安な場合はテスト送金を仮想通貨を送金する際には、少額でのテスト送金を行うのがおすすめです。テスト送金は、送金先のウォレットアドレスが正しいかどうかを確認する方法です。まずは少額の仮想通貨を送り、無事にウォレットに着金したのを確認した後、大きな金額を送金するのが確実な方法です。手順7送金元の取引所等での処理がスムーズな場合、XRPは基本的に数分で着金します。着金したかどうかはTrust Walletの拡張機能を開くと確認できます。10分ほど経っても着金の確認ができない場合、送金元の取引所等でのステータスを確認してみてください。また、送金時に正しい送金先情報を入力できていたかを振り返ってみましょう。送金先のアドレスをエクスプローラーと呼ばれるサービスで調べてみることも役に立つかもしれません。ブロックチェーンエクスプローラーへリップル対応ウォレットも検討をメタマスク(MetaMask)以外のウォレットの中には、ラップドトークンを使用しなくてもリップルを送金できるものがあります。Trust Wallet(トラストウォレット)やGinco(ギンコ)、GateHub(ゲートハブ)などがその例です。このようなウォレットを使えば、リップルをよりシンプルに取り扱うことが可能です。メタマスクとリップル対応ウォレットのどちらを使うと自分にとってメリットが大きいか、検討してみるとよいかもしれません。
update2024.04.12 (金) 20:00
暗号資産 話題のニュース

仮想通貨SUI(スイ)に対応したウォレットの作り方|ウォレットの種類や機能も解説

Mysten Labsが開発するレイヤー1ブロックチェーン「Sui Network」上では、さまざまなWeb3アプリが開発・提供されています。Sui Network上のアプリを利用する際に必要となることが多いのが、SUIウォレットです。この記事では、主なSUIウォレットの種類や機能、作り方、SUIウォレットのリスクなどを解説します。目次[非表示]SUIウォレットとはDAppsの利用に必要メタマスクはSUIに非対応SUIに対応したウォレットの種類ハードウェアウォレットソフトウェアウォレットSUIウォレットが持つ機能NFTの管理ステーキングスワップ主なSUIウォレットSuietSui WalletEthos WalletSurf WalletNightlyTrust WalletLedgerSuiウォレットの作り方SUIウォレットのリスクリカバリーフレーズの紛失・漏洩ウォレットの不具合やハッキング目的に合ったSUIウォレットをSUIウォレットとは画像引用:SuiSUIウォレットとは、Sui Networkに対応したウォレットのことです。Sui Network上では、ネイティブトークンとして仮想通貨(暗号資産)SUIが発行されています。SUIウォレットでは、仮想通貨SUIを管理することが可能です。DAppsの利用に必要Sui Network上のDApps(分散型アプリケーション)を使う際には、SUIウォレットが必要になります。DAppsとはDAppsとは「Decentralized Applications」の略称で、管理者がいなくても自律的に行動を行う非中央集権のアプリケーション(分散型アプリケーション)を指します。分散管理されていることでサーバーダウンによるサービス停止が少ないという特徴があります。Sui Network上で展開されているDAppsには、以下のようなものがあります。NFTマーケットプレイスブロックチェーンゲームDeFi(分散型金融)プラットフォームDEX(分散型取引所)DeFiとはDeFi(ディーファイ)とは、銀行や仮想通貨(暗号資産)取引所などの金融サービスの分野でブロックチェーンを活用した、分散型金融と呼ばれる金融エコシステムです。分散型金融を意味する英語の「Decentralized Finance」の頭文字を取ってこのように呼ばれます。DEXとはDEX(分散型取引所)とは、ブロックチェーンを活用することで、中央管理者が不在でも仮想通貨の取引を行うことができる取引所のことです。中央集権型取引所とは違い、出金や取引の停止措置が行われる心配はありません。ただし、運営者に管理してもらえないため、ユーザー自身が知識をつけて利用する必要があります。メタマスクはSUIに非対応仮想通貨ウォレットとして有名なメタマスク(MetaMask)は、Sui Networkに対応していません。メタマスクが対応しているブロックチェーンは、原則としてイーサリアム(Ethereum)と、EVM互換性を持つブロックチェーンのみです。EVMとはEVMはEthereum Virtual Machineの略称で、日本語でイーサリアム仮想マシンと訳します。この技術を使って、スマートコントラクトの実行や管理が可能になります。EVMを実装すると、ブロックチェーン間の仮想通貨の移動や、DApps(分散型アプリケーション)の移植などが容易になります。そのため、SUIの保管や送受金をしたい場合は、SUIに対応したウォレットが必要です。SUIに対応したウォレットの種類Sui Networkに対応したウォレットには、以下の2種類があります。ハードウェアウォレットソフトウェアウォレットそれぞれの特徴を簡潔に紹介します。ハードウェアウォレットハードウェアウォレットは、専用のハードウェアデバイスによって、仮想通貨(暗号資産)の秘密鍵を保管するウォレットです。秘密鍵とは秘密鍵とはウォレットの所有者が管理する文字列で、仮想通貨の送金の際に必要です。秘密鍵を他人に漏らすと、仮想通貨が不正に流出する可能性があります。ハードウェアウォレットはインターネットから切り離されているため、セキュリティの高さが魅力です。一方で、デバイスの購入コストや紛失リスクなどのデメリットがあります。ソフトウェアウォレットソフトウェアウォレットは、PCやスマホなどインターネットに接続されたデバイスで利用できるウォレットです。メタマスクもソフトウェアウォレットに分類されます。利便性は高いものの、ハッキング被害のリスクなどがあります。SUIウォレットが持つ機能Sui Networkに対応したウォレットは複数あり、各ウォレットは仮想通貨(暗号資産)の保管や送受金のほかに、さまざまな機能を有しています。以下はSUIウォレットが持つ機能の例です。NFTの管理ステーキングスワップそれぞれの機能について見ていきましょう。NFTの管理SUIウォレットの中には、NFTを管理できるものがあります。NFTに対応したウォレットではSui Network上でNFTの購入や、NFTのミント・送受信などができます。ミントとはミントとはNFTを新しく発行することを指し、ブロックチェーン上でスマートコントラクトを通じて行われます。NFTゲームなどでは、新しいNFTをミントするために別のNFTやゲーム内アイテムが必要になることがあります。ステーキング一部のSUIウォレットでは、ステーキングに対応しています。SUIを長期保有する場合には、ステーキングによってSUIを増やすことが可能です。ステーキングとはステーキングとはPoS(プルーフ・オブ・ステーク)の仮想通貨で採用される仕組みで、ブロックチェーンの維持に貢献する対価として報酬を得ることを指します。また、仮想通貨を貸し出して報酬を得られるサービスをステーキングと呼ぶこともあります。スワップSUIウォレットの中には、スワップ機能を持つものもあります。スワップは、すでに持っている仮想通貨をほかの仮想通貨に交換する機能です。仮想通貨は価格変動が激しいため、スワップするタイミングによっては利益を上げられます。主なSUIウォレットSUIに対応している主なウォレットとして、次の7つが挙げられます。SuietSui walletEthos WalletSurf WalletNightlyTrust WalletLedgerそれぞれの特徴を紹介します。Suiet画像引用:SuietSuietはSUI専用ウォレットで、スワップやNFTのミントに対応しています。また、ウォレット内にあるエアドロップボタンをクリックするだけで、テストネット上で使えるトークンを入手できます。エアドロップとはエアドロップとは仮想通貨の無償配布を指します。知名度向上などを目的として新規プロジェクトが実施する例が多く、仮想通貨をもらうには公式ツイッターをフォローすることなど一定の条件がつく場合もあります。現在はブラウザ拡張機能として提供されていますが、今後モバイルアプリの開発も予定しているとのことです。Sui Wallet画像引用:Sui WalletSui Walletは、Sui Networkを運営するMysten Labsが開発したSUIウォレットで、ブラウザ拡張機能とモバイルアプリ(2024年3月19日時点でAndroidのみ)が提供されています。ブロックチェーンゲームなどDAppsへのシームレスな接続やNFTの保管、ステーキングが可能です。Ethos Wallet画像引用:Ethos WalletEthos WalletはSUI専用ウォレットで、ブラウザ拡張機能とモバイルアプリの両方に対応しています。アドレス帳の機能があり、仮想通貨をより簡単に送れるのが特徴です。アプリ内で仮想通貨を直接購入・取引できるため、取引所を介して購入する必要がありません。Surf Wallet画像引用:Surf WalletSurf WalletはSUI専用ウォレットで、仮想通貨の送受金やNFTの保管、ステーキングなどに対応しています。ブラウザ拡張機能とモバイルアプリの両方を提供しており、2024年2月時点では、Suiエコシステム内でもっとも広く利用されているモバイルウォレットです。Nightly画像引用:NightlyNightlyはここまで紹介したウォレットとは異なり、複数のブロックチェーンに対応したマルチチェーンのウォレットです。NightlyはSui Networkのほかにも、Solana(ソラナ)やAptos(アプトス)などのブロックチェーンに対応しています。Trust Wallet画像引用:Trust WalletTrust Walletは、数多くのブロックチェーンに対応し、優れた操作性で人気の高いウォレットです。Trust WalletはSui Networkのほかにも、100以上のブロックチェーンに対応しており、仮想通貨の購入やスワップをはじめとした豊富な機能を備えています。Ledger画像引用:LedgerLedgerは、仮想通貨ウォレットの秘密鍵を保管するハードウェアウォレットです。Ledgerは、50以上のソフトウェアウォレットに対応しています。LedgerをソフトウェアウォレットのSui Walletに接続することで、SUIの送金などができるようになります。Suiウォレットの作り方ここでは、先に紹介したSUIウォレットの1つであるSuietの作り方を紹介します。手順1以下リンクより、Chromeウェブストアの「Suiet」のページにアクセスします。SuietのChrome拡張機能手順2「Chromeに追加」をクリックします。手順3ポップアップの「拡張機能を追加」をクリックします。手順4「『Suiet|Sui Wallet』がChromeに追加されました」と表示されれば、拡張機能の追加は完了です。手順5Chrome拡張機能からSuietを開き、「Create New」をクリックします。手順6パスワードを設定して「Next Step」をクリックします。手順7パスワードが認証されるとリカバリーフレーズが表示されるので、記録します。リカバリーフレーズを紛失すると、ウォレットにアクセスできなくなります。安全に保管し、誰にも教えないようにしましょう。「Yes, I've saved it」をクリックすると、リカバリーフレーズの確認画面が表示されるので、入力します。手順8以下の画面が表示されれば、Suietのウォレット作成は完了です。SUIウォレットのリスクSUIウォレットを利用するにあたっては、以下のリスクが考えられます。ただし、これらはSUIウォレット特有のリスクではなく、どのウォレットにも見られるものです。リカバリーフレーズの紛失・漏洩ウォレットの不具合やハッキングリカバリーフレーズの紛失・漏洩SUIウォレットはセルフカストディの仮想通貨ウォレットです。リカバリーフレーズはユーザー自身が保管しなければなりません。リカバリーフレーズを紛失したり漏洩したりすると、ウォレット内の仮想通貨(暗号資産)やNFTが永遠に失われるリスクがあります。リカバリーフレーズとはリカバリーフレーズとはランダムに生成された単語の羅列で、シークレットフレーズとも呼ばれます。ひとたび発行されると変更されることはなく、ウォレットを復元したり、異なるデバイスのウォレットと同期したりする際に利用します。ウォレットの不具合やハッキングSui Networkは比較的新しいプロジェクトであり、SUI専用ウォレットも同様です。メタマスクなどに比べると利用実績に乏しいため、不具合が発生したり、セキュリティホールを突かれたりするかもしれません。SUIウォレットの利用を検討する際は、十分なリサーチを行った上で少額からスタートするとリスクを抑えられるでしょう。目的に合ったSUIウォレットをSUIウォレットの種類は、ハードウェアウォレットとソフトウェアウォレットの2つに大別されます。この2種類のうち、ソフトウェアウォレットは数多く存在し、ウォレットごとにユーザーインターフェースや機能などが異なります。ウォレットによっては求める機能が備わっていない可能性もあるため、各ウォレットの特徴を確認し、目的に合ったものを選びましょう。
update2024.04.11 (木) 20:00
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仮想通貨SAGAの将来性は?Web3開発者向けプラットフォームの評判や仕組みを解説

仮想通貨(暗号資産)SAGAは、レイヤー1プロトコルSagaのネイティブトークンです。Sagaは、開発者がWeb3プロジェクトを簡単にローンチできるプラットフォームとして機能します。2024年4月4日には、大手取引所のBinance(バイナンス)がローンチプールでのSAGAの取り扱いを発表し、SNS上でも注目が集まっています。当記事では、仮想通貨SAGAの将来性やX(旧Twitter)での評判、トークンの使い道などを解説します。目次[非表示]仮想通貨SAGAがBinanceローンチプールに登場仮想通貨SAGAとはWeb3プロジェクトを簡単にローンチできる350のWeb3プロジェクトが進行中大手のブロックチェーンと提携仮想通貨SAGAの価格チャートX(旧Twitter)での評判仮想通貨SAGAの将来性合計1,500万ドルの資金調達に成功ソフトバンク出資スタートアップ出身のCEO韓国大手ゲーム会社と提携仮想通貨SAGAのトークノミクスSAGAの分配先と比率SAGAの使い道SAGA ORIGINSとはWeb3ゲーム開発の包括的な支援を提供エアドロップキャンペーンを展開仮想通貨SAGAのリスクプロジェクトの開発遅延2025年4月以降のトークン放出仮想通貨SAGAの買い方BitgetでSAGAを購入する方法Sagaエコシステムの発展に期待仮想通貨SAGAがBinanceローンチプールに登場2024年4月4日、仮想通貨(暗号資産)取引所のBinance(バイナンス)は、ローンチプールでのSAGAの取り扱いを発表しました。画像引用:BinanceBinanceのローンチプールとは、指定の仮想通貨を預けると特定のトークンがもらえるイベントです。2024年4月5日から4月8日にかけて仮想通貨をステーキングすると、報酬としてSAGAを獲得できます。ステーキング可能な仮想通貨はBNB・FDUSDの2種類で、毎日1,125万SAGA、合計4,500万SAGAが配布されました。その後、SAGAは2024年4月9日にBinanceに上場しています。仮想通貨SAGAとは仮想通貨(暗号資産)SAGAは、Web3開発者向けプラットフォームSagaのネイティブトークンです。画像引用:SagaSAGAは、プロジェクト開発の手数料やステーキングなどに利用されます。また、Sagaにおけるガバナンストークンとしても機能します。ステーキングとはステーキングとはPoS(プルーフ・オブ・ステーク)の仮想通貨で採用される仕組みで、ブロックチェーンの維持に貢献する対価として報酬を得ることを指します。また、仮想通貨を貸し出して報酬を得られるサービスをステーキングと呼ぶこともあります。ガバナンストークンとはガバナンストークンとは、DeFi(分散型金融)のサービスにおいて、プロジェクトの新しい機能の追加・削除・変更や、開発などの方針の提案(投票)を行う権利を持つトークンのことです。ガバナンストークンを多くの利用者に配ることは、プロジェクトの分散化を目的としており、保有者はDeFiサービスの運用に関わることができます。Web3プロジェクトを簡単にローンチできるSagaは開発者向けのプラットフォームであり、簡単にブロックチェーンをローンチできます。Sagaでは、このブロックチェーンを「Chainlets(チェーンレット)」と呼んでいます。Chainletsは、分散型アプリケーション(DApps)を提供できるブロックチェーンです。分散型アプリケーションとは分散型アプリケーション(DApps)とは、管理者不在で自律的に行動を行う非中央集権のアプリケーションのことをいいます。「Decentralized Applications」の略称で、Dappsと呼ばれることもあります。ブロックチェーンを利用したサービスなどを提供するアプリケーションの総称であり、中央管理ではなく分散管理であるためサーバーダウンによるサービス停止の心配も少ないといった特徴を持ちます。画像引用:SagaSagaでは、SagaメインネットのバリデーターをChainletsと共有することで、セキュリティを維持しています。これにより、Chainletsの開発者はアプリケーションの開発に集中することができます。バリデーターとは一般的な意味でのバリデーターとは、仮想通貨ブロックチェーンのブロック生成やトランザクション(取引)データの内容が正しいのかを検証し承認するノード(端末)のことです。主にコンセンサスアルゴリズムにPoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用する仮想通貨で採用されており、PoW(プルーフ・オブ・ワーク)でマイニングを行うマイナーと同様の役割を担っています。バーチャルマシンにとらわれない環境を提供Sagaは「Web3開発者の夢を形にする」ことをテーマに掲げ、開発者向けに様々なツールを提供しています。Sagaでは、EVMを最初のバーチャルマシン(仮想マシン)としてサポートしますが、最終的には開発者がEVMやSVM、MoveVMなどのバーチャルマシンにとらわれず、相互運用可能なChainletsのローンチが可能になる予定です。EVMとはEVMはEthereum Virtual Machineの略称で、日本語でイーサリアム仮想マシンと訳します。この技術を使って、スマートコントラクトの実行や管理が可能になります。EVMを実装すると、ブロックチェーン間の仮想通貨の移動や、DApps(分散型アプリケーション)の移植などが容易になります。350のWeb3プロジェクトが進行中始動後2年足らずのSagaプラットフォームですが、すでに350のWeb3プロジェクトが開発されています。そのうち80%はゲーム関連で、10%はNFT・エンタメ関連、10%はDeFi(分散型金融)関連のプロジェクトです。DeFiとはDeFi(ディーファイ)とは、銀行や仮想通貨(暗号資産)取引所などの金融サービスの分野でブロックチェーンを活用した、分散型金融と呼ばれる金融エコシステムです。分散型金融を意味する英語の「Decentralized Finance」の頭文字を取ってこのように呼ばれます。画像引用:Saga具体的には、マルチプレイヤーRPGの「Chainmonsters」や、ソーシャルNFTプロトコルの「BlockPerks」、DeFiプロトコルの「Delta」などが開発されています。大手のブロックチェーンと提携Sagaは、Polygon・Avalanche・Celestiaなどの大手ブロックチェーンとパートナーシップを結んでいます。これらのブロックチェーンは、SagaのChainletsを活用してインフラ機能を拡張させることを目指しています。仮想通貨SAGAの価格チャート画像引用:CoinMarketCap仮想通貨(暗号資産)SAGAは、2024年4月9日の上場後に急騰し、約1,140円まで上昇しました。その後、一旦の価格下落が発生し、落ち着きを見せています。当記事執筆現在(2024年4月10日)では、930円付近の価格帯で推移している状況です。X(旧Twitter)での評判仮想通貨(暗号資産)SAGAは、Binance(バイナンス)のローンチプールで取り扱いされたこともあり、X(旧Twitter)上で話題になっています。中には「SAGAはBinanceローンチプールで史上最高のステーキング額を達成した。時価総額は数十億ドル規模になるだろう」と期待するユーザーも見受けられました。仮想通貨SAGAの将来性仮想通貨(暗号資産)SAGAの将来性に関して、以下の点が挙げられます。合計1,500万ドルの資金調達に成功ソフトバンク出資スタートアップ出身のCEO韓国大手ゲーム会社と提携合計1,500万ドルの資金調達に成功Sagaの運営チームは、これまでに合計1,500万ドルの資金調達に成功しています。イーサリアムサイドチェーンのPolygonや、Web3ゲームDAOのMerit Circleなどから出資を受けました。また特筆すべき点として、半導体大手のSamsung(サムスン)からも出資を受けている点が挙げられます。ソフトバンク出資スタートアップ出身のCEOSagaの共同創業者兼CEOのRebecca Liao氏は、B2B調達プラットフォームのGlobalityでビジネス開発部門のディレクターを務めていました。同社は、ソフトバンクビジョンファンドから出資を受けているユニコーン企業です。画像引用:Saga同じく共同創業者のBogdan Alexandrescu氏は、前職ではAppleとTwitterでソフトウェアエンジニアとして活躍していたようです。韓国大手ゲーム会社と提携2024年1月、Sagaは韓国大手ゲーム会社のネットマーブルが開発するMARBLEXと、戦略的パートナーシップを締結しました。MARBLEXはゲームに特化したブロックチェーン子会社で、今後両社は緊密に連携しながら協力していくとのことです。仮想通貨SAGAのトークノミクス仮想通貨(暗号資産)SAGAの総供給量は10億枚で、2024年4月にそのうちの約9%が放出される予定です。SAGAの配分比率は、エコシステム・開発に30%を分配しており、プラットフォームの発展を重視しているようです。一方で、投資家に20%、コア貢献者に20%と大きな割合を配分している点には注意が必要です。SAGAの分配先と比率仮想通貨SAGAの分配先と比率は、下の表のとおりです。番号説明14.50%がBinanceローンチプールに割り当てられています。215.50%がエアドロップに割り当てられています。320.00%が投資家に割り当てられています。420.00%がコア貢献者に割り当てられています。510.00%がプロジェクト準備金に割り当てられています。630.00%がエコシステム・開発に割り当てられています。また、トークンのリリースは、以下のスケジュールで進行する予定です。画像引用:BinanceSAGAの使い道仮想通貨SAGAの使い道として、以下などが挙げられます。Chainletsの手数料ステーキングガバナンスChainletsの手数料開発者はバリデーターにSAGAを支払うことで、Chainletsを維持します。ステーキングSAGAホルダーは、SAGAをステーキングすることで、ネットワークのセキュリティ維持に貢献できます。セキュリティ維持に貢献した報酬として、SAGAを獲得できます。ガバナンスSAGAホルダーは投票を通じて、プラットフォームの運営方針などに影響を及ぼすことができます。SAGA ORIGINSとはSagaプラットフォームは、Web3ゲームに特化したパブリッシング部門「SAGA ORIGINS」を始動しました。SAGA ORIGINSでは、パートナーシップを通じた認知度向上支援など幅広いサポートを行い、ゲーム開発者を支援します。画像引用:SagaSAGA ORIGINSを通してSagaエコシステムが拡大すると、ネイティブトークンである仮想通貨(暗号資産)SAGAの需要も高まるかもしれません。Web3ゲーム開発の包括的な支援を提供SAGA ORIGINSでは、Web3ゲームを開発する企業に対して包括的な支援を提供します。具体的には、インフルエンサーとのコラボレーション企画やユーザー獲得キャンペーン、コミュニティ構築、プロモーション支援など、開発者にとって価値のあるサポートを行います。エアドロップキャンペーンを展開SAGA ORIGINSでは、「Play-to-Airdrop」というキャンペーンを展開します。ユーザーはゲーム内のトーナメントに参加することで、仮想通貨SAGAを獲得するチャンスがあるようです。このキャンペーンはプレイヤーに報酬を与えるだけでなく、Sagaエコシステム内にゲームコミュニティを構築することも目指しています。仮想通貨SAGAのリスク仮想通貨(暗号資産)SAGAのリスクとして、以下の点が挙げられます。プロジェクトの開発遅延2025年4月以降のトークン放出プロジェクトの開発遅延当記事執筆現在(2024年4月10日)、Sagaプラットフォーム上では350のWeb3プロジェクトが進行しており、そのうち8割はゲーム関連です。Web3ゲームは、開発遅延が発生することがめずらしくありません。もし、それらWeb3ゲームのリリースが遅れてしまった場合、Sagaもプラットフォームとしての役割を果たせない可能性があります。SAGAへの投資を検討する際には、目玉となるWeb3プロジェクトの開発進捗状況などを考慮する必要があるかもしれません。2025年4月以降のトークン放出仮想通貨SAGAは、総供給量10億枚のうち投資家へ20%、コア貢献者へ20%が配分されています。これらのトークンは、2025年4月以降に徐々にロックアップが解除され、市場に放出されていきます。つまり、2025年4月以降はSAGAの市場供給量が多くなるため、売り圧力になるかもしれません。SAGAの長期保有を検討している方は、放出スケジュールを事前に確認しておく必要があるでしょう。仮想通貨SAGAの買い方2024年4月10日現在、仮想通貨(暗号資産)SAGAは、日本国内の取引所では取り扱われていません。そのため、取引は海外取引所で行います。各海外取引所におけるSAGAの取り扱い状況(USDT建て現物・デリバティブ)は下記の通りです。仮想通貨取引所現物デリバティブ(バイビット)×〇(バイナンス)〇〇(ゲート)〇〇(メクシー)×〇(ビンエックス)×〇(ビットゲット)〇〇(コインイーエックス)〇〇Bybit(バイビット)現物デリバティブ×〇Binance(バイナンス)現物デリバティブ〇〇Gate.io(ゲート)現物デリバティブ〇〇MEXC(メクシー)現物デリバティブ×〇BingX(ビンエックス)現物デリバティブ×〇Bitget(ビットゲット)現物デリバティブ〇〇CoinEX(コインイーエックス)現物デリバティブ〇〇海外の取引所であれば、日本語対応が充実しているBitget(ビットゲット)がおすすめです。BitgetでSAGAを購入する方法Bitgetでは、2つの手順でSAGAを購入できます。購入ページにアクセス購入条件を入力手順1まずは以下のリンクをクリックし、SAGAの購入ページ(SAGA/USDT)にアクセスします。BitgetのSAGA購入ページへなお、Bitgetを利用するには、口座を開設しておく必要があります。手順2ここでは最もシンプルな「成行」での購入方法を紹介します。成行でSAGAを購入するには、以下のように操作をして「購入:SAGA」をクリックします。番号項目名説明1「買い」または「売り」通貨ペアの左の通貨を買って右の通貨を売るなら「購入」、左の通貨を売って右の通貨を買うなら「売却」を選びます。2注文方法「成行」を選びます。3出来高購入したい数量を入力します。「購入:SAGA」をクリックすると、即座に注文が実行されます。なお、SAGAはUSDTで購入します。そのためUSDTの残高が十分でない場合は、入金や両替が必要です。Sagaエコシステムの発展に期待仮想通貨(暗号資産)SAGAの将来性は、Sagaプラットフォームに多くのWeb3開発者を引き寄せられるかにかかっています。Chainletsは開発者にとって便利なシステムであるため、大きなアピールポイントになります。さらに、これから仮想通貨市場が盛り上がりを見せると、Web3開発者の人口自体が増加することも考えられます。Sagaエコシステムの発展に期待しましょう。
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